重慶へ重慶麻辣火鍋を食べに行くの巻(その7)
2013年3月24日、あっさり機内食。
重慶の南山火鍋一条街にあるオープンエアの火鍋屋でホットでシビレる火鍋ランチを堪能し、おなかの中がぴりぴりと火照ったままで空港へ向かいます。南山地区から北部にある空港まではけっこうな距離がありますが、高速道路が一直線に通っているので時間はそれほどかかりません。
前々日に重慶に到着したときには深夜だったのでほとんど何も見えませんでしたが、昼間にやってくると、重慶江北空港、なかなか大きくて立派です。しかし、国際線ターミナルは、ショボッ!たぶん新ターミナルができる前に使っていた昔のターミナルを国際線用にしたんだな。チェックインは出発1時間半前にならないと始まらないし、でも座って待ってる場所は少ないし、売店も飲食店もほとんどないし、海外からのお客を迎えるには甚だしょぼい。ま、海外からのお客と行っても、アジア以外ではフィンエアがヘルシンキ線、カタール航空がドーハ線を飛ばしているだけで、あとは香港、マカオ、ソウル、シンガポール、バンコク、台湾線ぐらいしかないんですが。
▲今回初めて目にした重慶航空の飛行機。
これから乗るのは15:10発の中国国際航空CA419便香港行き。チェックインカウンターにものすごく大勢並んだので、超満員かと思っていたら、15:20発の台北行きCA409便というのがあり、多くはそちらの方のお客さんたちでした。
香港行きのほうは14:45に登場開始となり、機内に入ってみると、この日の機材はとても新しい感じがして、明るくてきれい。B737-800なんですが、レジはB-5679を付けていて、去年7月に投入されたばかりのもののようです。
▲山がちな地形の上空を香港へと飛んでいきます。
遅れないで出発できればいいなと思っていたら、14:45にボーディングが始まり、15:09にはプッシュバックが始まりました。なんて順調なんでしょう。
結局チェックインカウンターに並んでいた大勢の人々の多くは台北行きの利用客だったので、こちら香港行きの機内はそれほど混んでおらず、僕の隣席は空席のままでわりとゆったり過ごすことができました。
15:20に重慶空港RWY02Lから離陸したCA419便は、平地がほとんど見当たらない起伏ばかりの山がちな地形の上空を香港へと飛んでいきます。
▲所要時間2時間以上の国際線フライトの機内食がコレ。
さて機内食。ブロックタイム2時間15分というそれなりの所要時間のフライトで、しかも国際線ですから、2種類ぐらいからチョイスできるホットミール付きの機内食は当然出るだろうと思いきや、配られたものを見て少々びっくり。
機内食の立派なトレーに載っては出てきたのですが、ホットミールのチョイスがないだけでなく、トレーに載っていたのはなんと、丸パン一つ、小袋入りのアーモンド、キャベツの漬物、そしてキンカン4個。なんじゃこりゃ~~(x_x)。キンカンなんて生で食べるものかね。アーモンドぽりぽり、漬物ぽりぽり……なんかムナシイ……(涙)。
なんかがっかりした気分のまま飛行すること約2時間、フライトそのものはいたって順調で、香港には17:15にRWY25Rに着陸し、まさにスケジュールどおり、17:24に29番ゲートにスポットインしました。香港のRWY25へ着陸するのはかなり久しぶりで、ここ丸1年は経験していなかったので、九龍エリアを東から西へ横切ってのアプローチを久しぶりに楽しみながら着陸しました。おなかの中はまだ昼に食べた重慶麻辣火鍋がぽかぽかと燃えています。重慶の名残を抱えたまま香港へ戻ってきて、ああ、またすぐにでも重慶火鍋が食べたくなってきた!(^^)
▲久しぶりにRWY25Rへ着陸して29番スポットに入ったCA419便。