雪を蹴立ててトワイライトエクスプレス(冬のニッポン雪景色;その22)
2013年2月12日、日本海縦貫線。
「やくも」という書庫に入れておきながらさっぱり「やくも」の出てくる気配のないこの連載記事ですが、そろそろ西にも向かってみますかね(^_^ゝ。
三連休が明けた2月12日の朝、富山駅からスタートです。
3/4番線ホームで列車を待っていると、やってきたのは、おおおっっ!あの緑の車体は!
▲雪の多い冬でしたが富山まで来るとそんなに雪には覆われてないですね。
▲「敦」プレートを差した機関車と向かい合うスイートのひと夜の主は誰だったのか……
この列車が始発駅の札幌を発ったのは前日の14:05。その列車がはるばる18時間走ってやっと富山です。富山から先、終点大阪までもあと4時間50分残っています。最近毎年雪の多い厳しい冬になっていて、ただでさえ厳しい冬の日本海縦貫線は運休を余儀なくされる日も多くなっていますが、そんな厳しい冬を一昼夜かけて走り続けるのは並大抵のことではないですよね。
▲富山に2分停車して息を整え、終点大阪まで残り4時間50分。
▲この日の牽引機はEF81-114。ピンクのヘッドマークも半分雪に覆われて。
この日の牽引機はEF81-114。このEF81には、以前寝台特急「日本海」を牽引したときにその「日本海」に乗ったことがありますが、「トワイライトエクスプレス」のトレインマークを付けた姿を見るのは初めてです。
富山で2分間停車して息を整えた「トワイライトエクスプレス」は、定刻08:03、再び南を目指して走り去っていきました。僕も早く「トワイライトエクスプレス」に乗ってみたいものです。その機会はいつやってくるのでしょうか?