日本海冬景色(冬のニッポン雪景色;その2)
2013年1月28日、哀しみ本線日本海。
雪で到着が心配された富山に無事行けて週末を過ごした僕は、週明け月曜日の朝から青森へと移動を開始します。
▲532Mはデカ目の475系。終点富山に08:44に到着です。
そうこうしているうちに6番線に福井始発の特急「はくたか5号」がやってきました。すっかりおなじみのJR西日本681系「WHITE WING」です。前回年末の大晦日に富山から「はくたか21号」に乗りましたが、「はくたか21号」は富山を出ると越後湯沢まで直江津にしか泊まらない俊足ランナーでした。今回の「はくたか5号」はその次ぐらいに俊足な列車で、富山を出ると停車駅は魚津、糸魚川、直江津だけです。
この日の富山地方、前日のような雪は降ってはいませんが、どんよりと曇って、いつ降り出してもおかしくないような空模様。糸魚川を過ぎると左側の車窓には日本海が寄り添うようになりますが、「哀しみ本線日本海」という演歌があるとおり、冬の日本海は深い灰色に沈み込んで、まさに哀しみ本線です(なんのこっちゃ)。
そんな日本海の冬景色を眺めながら直江津まで走り抜くと、「はくたか5号」は北越急行ほくほく線へ入って山へと向かい、長いトンネルをいくつも抜けて、六日町から越後湯沢へと走ります。こちらへ抜けると、天気はいきなり好転し、日差しを浴びて雪が反射し、眩しいくらい。雪山の険しい稜線がよく見えてとてもきれいです。
▲どんより鉛色の日本海が車窓に広がる
▲たくさんの長いトンネルを抜けて上越線に出るといきなり良い天気。
▲多少雲はあるものの、険しい山々の両線がはっきり見えて美しい。
越後湯沢からは11:04発の「とき320号」に乗り換えます。この「とき320号」については、1月30日付の記事で既に速報したとおり、「Max」がついていないのでてっきり200系に乗れるものだと思っていたら、上越新幹線に投入されたばかりのE2系だったという、僕にとって上越新幹線E2系初体験列車だったわけですが、これについてはまた次回!