毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

サバの塩焼き定食(酷暑の夏休み帰省レポ・その52)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171507.jpg三崎漁港直送マグロのフライ。身がちょっと薄いかな。

 2012年8月24日、腹ごしらえ。

 JAL1206便は定刻より少々遅れて16:19に国内線第1ターミナルの20番ゲートにスポットインしました。乗り継ぎ便は第2ターミナルのほうなので無料シャトルバスで移動し、チェックインを済ませてしまうと、1時間半ほど時間ができたので、そう言えば昼を食べてなかったなと思い出し、半端な時間ですがごはんを食べることに。

 第2ターミナルは、ターミナルロビー3階に細長い飲食店フロアがあり、いろんな種類の飲食店がずらりと並んでいますが、たまに帰国したときは基本は和食志向の僕は、「ANA FESTA 魚米処 旬」ののれんをくぐりました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171512.jpg ▲「旬」と大書された大きなのれんが入り口に。

 「魚米処」は「うまいところ」と読むそうで、お米と魚にこだわった本格和定食のお店。国内産こしひかりを使用し、旬の厳選したお魚を、塩焼き又は西京みそ漬けにし、焼き上げるのだとか。白いごはんに焼き魚、日本人にとっては最強かつ黄金の組み合わせであるからして、僕もサバの塩焼きをオーダー。サバの塩焼きに白いごはん、味噌汁、漬け物、ひじきの煮物、そして4種類ある「定職プラスもう1品」から追加したミニ豆腐がお盆に載って配膳。これだよこれ、日本人はこういうのが食べたいんだよ!(^^)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171453.jpg ▲サバの塩焼き定食、配膳。うまそ~。

 しかし、壁に貼ってあるオススメのメニュー「三崎港産まぐろカツ」がどうしても気になる。神奈川県三浦市三崎漁港から直送のマグロらしい。マグロ好き・カツ好きの僕としては食べずにはいられない。というわけで、これも単品でオーダー。おろしポン酢がたっぷりかかって配膳され、サバの塩焼きとはまた全然違う味を楽しめます。ごはんと味噌汁はおかわり自由なので、ガツガツいきます!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171501.jpg三崎漁港直送のマグロを使ったマグロかつにはおろしポン酢がたっぷり。

 ああ、丼ごはんを三杯食べたら、おなかいっぱいになってしまった…… おなかいっぱいでもうどこへも行きたくないなと思いつつ、セキュリティチェックを抜けてゲートへと向かいます。

 お、退役が進んでレア度が増しているジャンボジェットを発見。レジJA-8966を付けたANAB747-400です。これからどこへ行くのでしょう。ジャンボの行き先としては今や新千歳か那覇ぐらいだと思いますが。しかしあいかわらずジャンボはかっこいいですな。この精悍な顔つきにはホレボレしてしまいます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171519.jpgANAのジャンボを発見。見納めの日も近いかも。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171524.jpg ▲レジはJA-8966。新千歳行きか、那覇行きか。

 僕がこれから乗るのは18:25発の富山行きANA889便。スポットの位置が悪く、写真がうまく撮れませんが、いつものB767です。寝台特急日本海」の定期運行なき今、北東北と北陸地方の往来は著しく不便になりました。「日本海」が使えないとなると、代替案の一つは航空機利用ですが、ANAしか飛んでいない富山とJALしか飛んでいない青森とは、羽田での接続が悪すぎて、とても活用する気になれません。なんとかならないものでしょうか……

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171529.jpg ▲富山行きANA889便はB767での運航。ポジションが悪くてうまく撮れん。

 ANA889便は定刻ジャスト18:25にプッシュバックが始まり、18:42にRWY16Lから東京湾へとエアボーン!すぐに大きく左旋回して北へと進路を向けていきます。8月下旬ともなると日も少しずつ短くなって、地平線にはあかね色を残しつつ、地上の建物にはすっかり灯りが点って夜景となった都心部を眺めながら、富山を目指します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171533.jpg ▲東京都心の夜景を眺めながら上昇中。

 富山まで、飛んでる時間はわずか36分で、19:18にはもうランディング。近い!こりゃー2015年に北陸新幹線が開業したら、だいぶ新幹線にシフトしそうだなあ。……と思う間もなく、富山空港の日本一長いボーディングブリッジが付けられました。河川敷にあるエプロンと堤防を越えて土手の上にあるターミナルとをつなぐので、ボーディングブリッジはとっても長いんです。外はもう真っ暗。しかし、暑さは少しも退いていないようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171541.jpg富山空港にスポットイン。飛行時間はわずか36分。