毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

田んぼアートを空から見る。(酷暑の夏休み帰省レポ・その51)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171431.jpg青森空港で出発を待つ羽田行きJAL1206便。

 2012年8月24日、シップチェンジ。

 夏休みも終わりに近づいてきました。青森ではほとんど経験したことのない熱帯夜に連日悩まされ、なんとなくぐったりして青森を離れます。

 午後2時過ぎにやってきたのは青森空港。夏雲が広がる暑い一日です。しかしこれから乗る羽田行きJAL1206便は、2012年3月の夏ダイヤから初めて青森線に投入されるようになったB767で運航される便。いつか乗ってみたいと思っていたので、今回はクラスJ席を確保して、ちょっとうきうきしながら空港へやってきました。

 ところが。

 チェックインしようとすると、「機材変更になりまして……」と告げられました_| ̄|○。変更になった機材はJEXのB737-800で、クラスJの設定もないので、普通席に格下げされ、いつでもクラスJにしてもらえるクーポン券をいただいちゃったりなんかして。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171426.jpg ▲羽田からやってきたのはJEXのB737-800。

 ああちょっともうショックだわーー。初の青森線B767でクラスJの予定が、いつものB737-800の普通席に変更だなんて……

 しかし文句を言っても始まらない。青森線のB767搭乗はまた次回のお楽しみにするとして、今回はJEXのB737-800に乗って羽田を目指します。

 あ、でも機内に入ってみたら、機材はJEXのものですが、クルーはJALのみなさんでした。てことは、よほどの事情があって突然シップチェンジが生じたのでしょうか。

 と思っている間に、JAL1206便は14:58にドアクローズとなり、15::06、RWY24から南へ向けて離陸しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171437.jpg ▲奥に向かって男鹿半島、そして日本海との海岸線。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171443.jpg八郎潟調整池がくっきりと。

 青森県田舎館村の田んぼアート、ご存じですか。9種類の稲を植えて田んぼの上に稲だけで絵を描いてしまうという壮大なアート。年々人気が出て、見頃の8月上中旬は参観するまで90分待ちとかはザラで、弘南鉄道では2013年からは「田んぼアート駅」も設置するなど、新しい観光スポットとして大いに賑わっています。

 田舎館村は弘前市黒石市の間にあり、奥羽本線川部駅の東側一帯。青森空港の滑走路のほぼ延長線上にあります。なので、もしかしてこの田んぼアートが飛行機の上からでも見えるのではないかとうすうす期待していたのですが、今回たまたまRWY24からの離陸で、離陸直後に田舎館村が眼下に入ったので、目をこらして探してみたところ、見つけました!青森発羽田行きの飛行機の上からでも、田んぼアートは見えますっ!これはうれしい。客室乗務員さん、ぜひこのことを機内放送で案内していただきたい!田舎館村の田んぼアートを全国に!!

 とは言え、離陸直後でデジカメが使えないので写真はありません。スミマセン(^_^ゝ。

 などと書いている間に、飛行機は既に秋田上空。男鹿半島あたりの日本海の海岸線が見えます。手前には八郎潟干拓地の調整池も見えています。更に少し行くと、旧雄物川秋田運河の河口が見えてきます。秋田市上空ですね。それにしても川の水がずいぶん濁っています。大雨でも降ったのかしら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818171448.jpg ▲旧雄物川秋田運河河口。濁った水が海にまで広範囲に流れ込んでますが、大雨かしら?