毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

新千歳空港、快晴。

イメージ 1 ▲搭乗時、ブリッジから見えたJAL2806便の機首。その向こうは雪、雪、雪でホワイトアウト。

 2013年1月3日、無事飛んだ。

 視界がなくなるほど激しい雪が降っている青森空港。

 しかしCATⅢのおかげか、大阪伊丹からのJAL2153便は14分遅れながらも無事到着。よくぞ降りてきてくれました。これが機内整備ののち、13:15発の新千歳行きJAL2806便になります。

 雪を機体にたっぷり積もらせたままプッシュバックして白い雪の中へ消えていった名古屋小牧行きFDA364便を見送って、こちらJAL2806便も13:10過ぎに搭乗開始となり、13:21にはドアクローズ。良し、いい調子。しかしまだ油断はできない。窓は雪が積もって外がほとんど見えないくらいだし、滑走路まで行ったら除雪しなければならなくなって引き返すという可能性だってある(以前それで結局トータル数時間遅れたこともあるし)。

イメージ 2 ▲ようやく窓の雪と氷がとれて外が見えるようになった頃には早くも降下開始。

 窓から外の様子はほとんどまったく見えないので何がどうなっているのかわからないけれど、なんとかRWYエンドまでたどり着き、そのままミゴトに13:36、RWY06(たぶん)から無事離陸!おーー、よくがんばった!もしRWY24からの離陸だったら、離陸直後に右へ急旋回するはずですが、それが感じられなかったのでたぶんRWY06から離陸したんでしょう。ようやく窓の雪と氷が飛んで外が見えるようになると、とっくに太平洋上。雲も切れて、ところどころ海面が見えています。さっきまでの雪雲はどこへ?

イメージ 3 ▲新千歳空港、快晴じゃないですか!

 さらに北へ飛べば雲はまったくなくなり、新千歳空港上空は雲一つない快晴。我がJAL2806便はみるみる高度を下げて、14:12頃RWY01Rに着陸し、14:17に沖停め20番スポットに入り、バスでターミナルへ移動します。新千歳空港は行きもそれほど積もっておらず、除雪されたエプロンや誘導路はむき出しになったアスファルトがほとんど乾いているような状態。これなら次の乗り継ぎも安心です。

イメージ 4 ▲青森のあの雪の中をよくぞ飛んでくれました。

 この日の機材はレジJA-203Jを付けたジェイ・エアのボンバルディアCRJ-200。50席仕様ですが、この日のJAL2806便は空席が1席あっただけのほぼ満席のフライトでした。

 機内収納式のタラップを下りてバスに乗り換え、ターミナルへ向かいます。JA-203Jのコクピット窓の下あたりにはまだ氷雪がへばりついているのが見えます。あの激しい雪の青森空港から、よくぞ飛んでくれました。結局定刻から20分弱遅れただけで済んで、本当によかった。このあと託送荷物を引き取って、すぐに乗り継ぎ手続きです!

イメージ 5 ▲ターミナルへ向かうバスの車内から、動きながらだったので尾翼とかが切れてすんまそん(^_^ゝ。