毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「一番巨丼」

イメージ 1 ▲吉野家香港仔店の「一番巨丼」セット。

 2012年12月23日、香港で初「吉野家」。

 昨日の晩は、香港仔(アバディーン)へ買い物へ行ったついでに、吉野家で晩ごはんを食べてしまいました。香港で吉野家へ入るのは初めて。

 80年代末~90年代初から台湾、香港、中国へ進出し、今や多数の店舗を構え、香港でも至るところにあの見慣れた看板がかかっています。香港でも吉野家は大人気で、いつもすんごく混んでるんですよねー。店舗形式が日本のようなカウンター式ではなく、マックやKFCのようにレジカウンターで注文してできたものを受け取り、テーブルに移動して食べるスタイルなので、いつもテーブルが埋まっていて、ふらっと寄ってふらっと食べるという感じじゃないんです。

イメージ 7 ▲ショッピングモール「香港仔中心」の一角にある店舗。

イメージ 6 ▲香港でも大人気のドラえもんグッズがもらえるみたい。

 ショッピングモール「香港仔中心」をうろうろしていたら吉野家があるのが見つかり、それほど混んでいなかったのですかさず入って、初めての香港吉野家体験をすることに。

 無難に牛丼大盛りにしようと思っていたのですが、中華圏にある吉野家は日本にはないメニューが豊富でいろいろと目移りが…… で、目が留まったのが「一番巨丼セット」。コーラか味噌汁が付いてHK$45.8、約500円ってとこですが、味噌汁にしてもらってできあがりを待ちます。

イメージ 2 ▲ラーメン用のどんぶりかと見まごうようなどんぶりにご飯が見えないほどに牛肉がたっぷり!

 出てきた「一番巨丼」は、ラーメン用のどんぶりではないかと思ってしまうような大きな黒いどんぶりが登場!表面は大量の肉とわずかのタマネギに覆われて、白米はまったく見えません。

 「一番巨丼」の宣伝文句は「牛丼大盛りより牛肉66%増量!」。日本の「特盛り」と比べてどっちが肉が多いのかわかりませんが、とにかく肉は多そうです。トウガラシとベニショウガが無料で取り放題ならうれしいんですが、こちらではそうではないので、ごくシンプルに、この「一番巨丼」にがっつきます!

イメージ 3 ▲牛肉66%増量!がウリの「一番巨丼」の牛肉にズーム。

イメージ 4 ▲さらにそのボリューミーな牛肉をリフトアップ!

 食べ始めてみると、どんぶりはラーメン用よりは底が浅く、白米の量はそれほどではないことが判明。そのため白米と比べて牛肉の比率が高く、実にニクニクしい。日本の牛丼より少々脂っこいかなって感じですが、しつこくはなく、味はどちらかというとあっさりめ。そしてこの肉が、吉野家なのだから統一マニュアルなのだとは思うのですが、牛丼の肉にするよりも肉が厚めに切られているような気がし、日本のよりすごく食べ応えがあります。十和田バラ焼きとかしょうが焼きを食べているような気分で、一気に完食。香港で初の吉野家は「一番巨丼」で大いに満足。それにしても「巨丼(きょどん)」ってどうよ(^_^ゝ。

イメージ 5 ▲実に食べ応えのある巨丼、大いに箸が進んで、完食!