青森駅のいつもの風景(酷暑の夏休み帰省レポ・その48)
2012年8月20日、青森、既に暑し!
09:55に終点青森駅5番線に到着した寝台特急「あけぼの」。ホームに降り立つと、もうかなりの暑さです。猛暑酷暑が長く続くこの年の夏、せめて青森に戻れば涼めるだろうと思っていたのは大きな間違い。こりゃー青森でもかなりしんどいぞ、などとホームで考えてるうちに、機関車切り離し作業の方は着々と進んでおりまして、係員の合図でまず数m前に進んでいったん停止したEF81-136は、すぐにまたゆっくりと前進し、海側へのびる線路を走って引き上げて行ってしまいました。
▲「あけぼの」は到着後すぐに機関車の切り離し作業に着手。
▲そして海のほうへと引き上げていきました。
5番線ホームに残されたのは青い客車だけ。最前部の電源車カニももう電源が切られてので、しんとしています。日は既に高く昇り、ブルートレインの青い車体をじりじりと照らし付けています。青森なのにまさに灼熱の夏。しかし客車の色が青だけに、どんなに太陽に照らされても、見かけはどこか涼しげです。
▲機関車が走り去ったあとに顔を出した先頭の客車。
▲「あけぼの」のトレインマーク。僕にとってはふるさと行きのシルシ。
▲「特急」「青森」を掲げる客車列車はもうこの一本だけ。
去りゆく機関車を見送って最後尾へ行くと、引き上げ用のディーゼル機関車が既に連結されて、いつでも準備OK。この日の機関車はDE10-1122。1700番台をよく見かけるような気がするので、DE10-1122が「あけぼの」の引き上げに就くのは珍しい気がします。僕が今まであまり見かけたことがないだけかもしれませんが。
▲最後尾にはDE10-1122が連結されて引き上げ準備完了。
反対側のホーム6番線にはおなじみ701系電車が停車中。10:21発の蟹田行き329Mでしょうか。その隣の側線にも701系がいますね。これは「スーパー白鳥22号」が出発したあと4番線に入って10:35発の秋田行き650Mになるのかもしれません。
▲6番線と側線に並んだ秋田色の701系。