毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今日のワンタン麺

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818162943.jpg ▲毎日食べても飽きない香港の雲呑麺、今日も食べた。

 2012年12月15日、今日もワンタン麺。

 今日は香港に移ってきてから2度目の土曜日。気温がずいぶん上がって、外を歩くと汗ばむ陽気。毎年クリスマス前に急に気温が上がって夏日になる日があるそうで、香港のインディアン・サマーと呼ばれています。

 今日の夕方は、広東省深センへ続く鉄道のターミナル駅紅磡(ホンハム)駅がある九龍サイドの紅磡エリアへ行く用事があったので、帰りにワンタン麺を食べて帰ってきました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163000.jpg ▲今日のお店はホンハムの「洽興麺家」。

 ホンハムは庶民の町。狭くて入り組んだ通りの両側に小さなお店が軒を並べています。東京で言えば板橋の十条商店街って感じ?(自分中心の例でスミマセン(^^ゞ)。

 そんな中でふと目に止まって入ったのは、ホンハム駅からホンハムエリアへ下ってきてわりとすぐにある「寶其利街(Bulkeley Street)」にある「洽興麺家」。「麺家」というぐらいですから麺の専門店です。すかさず、定番の雲呑麺を注文します。大と小があって大がHK$25、小がHK$20です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818162939.jpg ▲麺屋で大と小がある店に入ったのは初めて。これは大。

 このお店の雲呑麺、一見してわかる特徴が二つありました。まず麺がとても細い。香港で食べるこの種の麺は概して非常に細いのですが、このお店のはとりわけ細いような気がする。まるで日本のそうめんみたい。そしてもう一つは、スープの色が濃い。少し濁り具合も強いような気がします。食べてみると、ウマイ。極細麺はしゃきしゃきと食感がよく、スープはこれまで香港で食べた雲呑麺とはやはり少し違って、より日本の醤油ラーメンに近いというか、濃厚な味で、僕好み。これはけっこういい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818162947.jpg ▲これまで食べたどの雲呑麺よりも細い麺と濃い色のスープ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818162955.jpg ▲極細麺をリフトアップ。

 ワンタンは5個入っていたかな。皮の表面がちりちりになっているのは皮が薄いからですが、中国北方の分厚くもっちりした皮の餃子とはまったく違う、主食ではなくまさにおかずとしてのワンタンです。見るからにおいしそう。ただ、このお店のワンタンは、おいしいことはおいしいのですが、エビのぷりぷり感が今一つ。エビを細かく切りすぎているからではないかと思うのですが、その点はちょっと残念。エビをほぼ丸ごと入れてぷりぷりのワンタンになれば、ここの雲呑麺はカンペキになることでしょう(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818162951.jpg ▲ワンタンもうまし。これで大がHK$25とは、香港島と比べてかなり安い。