機内ランチ（KA908便）
▲前菜の載ったプレートがサーブされて、機内でのランチの始まり。 2012年11月23日、バルサミコ酢の小瓶。
香港発北京行き香港ドラゴン航空908便、順調に巡航高度に達すると、さて、機内食。さっき空港で叉焼飯と水餃を食べたでしょ！という指摘が聞こえてきそうですが、そーですよ、食べましたよ、確かに。しかし機内食は別腹（爆）。
ライトブルーのテーブルカバーがかけられると、食事前のドリンクとメニューが配られます。ジンジャエールをもらって、それを飲みながらメニューを検分。昨日のKA937便は朝食だったのであっさりしたメニューでしたが、今回はランチ・ディナー兼用のメニューなので、ドリンク類も含めてなかなか充実しています。ページの間にはさまっている紙では、KAおすすめメニューを特別に紹介しています。
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▲メニューはなかなか豊富。特別メニューの紹介もあります。 まずは前菜から。前菜はヨーク・ハムとピッカリリ（野菜の辛子漬け）。淡泊なようで味わい深いハムのスライスが4枚もあって、これだけでもけっこうなボリューム。他にフランスのbabybelチーズ、クラッカー、そしてサラダもあります。このサラダにはバルサミコ酢をかけて食べるのですが、そのバルサミコ酢、小瓶に入ってるんです。かわいい～～。バルサミコ酢を一人一人に小瓶で提供するなんて、うれしいサービスだなあ。
そしてパンはもちろん温めたものをカゴに盛ってサーブしてくれます。今回も4種類ぐらいあったんですが、僕は黒いゴマパンとガーリックバゲットをチョイス。ドリンクは、ちょっとだけ飲んでもいいかなと思い、シャンパン。
▲サラダ用の さて、CXやKAの機内食は、香港、北京、上海、台北などの有名レストランからフィーチャーしたメニューを取り入れています。今回のKA908便では、メインは3種類。まず香港JWマリオットホテルのチャイニーズレストラン「萬豪」からのフィーチャリングで、タラのグリル・シトロンソース添え。次は香港マンダリンオリエンタル・ホテルのパッパルデッレ（幅広のパスタ）、ラム、ニンジン、セロリ添え、ローストラムソース。もう一つはメニューの別紙で紹介されているKAイチオシの中華ソーセージとチキンミンチとキノコの土鍋ごはん。香港名物の土鍋ごはんが機内で食べられるなんてビックリです。
▲結局チョイスしたのはラムの ここはもちろん土鍋ごはん！と思ったのですが、しかしさっき空港で叉焼飯を食べてしまったので断念。隣の席のおばさんが土鍋ごはんをチョイスしたので見てみたのですが、土鍋で出てくる機内食なんてかなり珍しいでしょう。食べる前に写真撮らせて！とそのおばさんに言いかけてしまいました(笑)。おなかが空いていればゼッタイこれにしたね。
土鍋ごはんがダメなら、さっきチャーシュー食べたからシーフードにしようと次に思ったのですが、それもライスが付いてくるので、ちょっとおなかにきつそう。この結果、3つの中でいちばん優先順位の低かったラムのパッパルデッレをオーダー。確かにパッパルデッレは幅が広い！そしてラム肉のボリュームも十分。結局とっっってもおなかがいっぱいになってしまいました(^^ゞ。
▲ラムの あー、はらいっぱい。デザートはCX、KAの定番、ハーゲンダッツアイスクリーム。チョコクッキー、バナナ、ストロベリーの中から選べたので、バナナフレーバーを食べたかったのですが、隣のおばさんがバナナを取ったので僕はつい「チョコクッキー」と言ってしまいました（泣）。コーヒーにもミルクチョコが付いてきて、ちょっとうれしい。CX、KAではエコノミークラスでもデザートにハーゲンダッツが配られます。フレーバーは選べませんけどね。
▲デザートはお約束の ところで隣の席のおばさん、食事もそこそこに、免税品を買いまくっています。見るからに大陸の田舎の金持ちと言った風情。支払いのためのクレジットカードを出すために札入れを開いたら、なんとその中には銀行の帯封を切っていない1万元（100元札×100枚）の束が無造作に札入れの中に入れてありました。どひゃー。しかもこのおばさん、ありとあらゆるクレジットカードやバンクカードやなんやらかんやらを持っていて、いったい何者？って感じです。いえ、きっと地方政府か地方企業の金持ち大幹部なんでしょう。
▲エンジンカバーのドラゴンマークをズームアップ！ と、そうこうしているうちにKA908便は着陸態勢に入り、15:17に北京空港RWY01にランディング。結局定刻よりそれほど遅れずに到着することができました。また寒い北京で降りなければならないのは億劫ですが、しかたがない。香港ドラゴン航空のビジネスクラスで行く香港一泊二日の旅はこれでおしまいです。北京に戻ってきたからには本気で引っ越し荷物を片付けないとマジでやばい！
▲また寒い寒い北京に戻ってきてしまいました。