毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

大陸人で満席!のKA908便

イメージ 2 ▲朝から雨の香港空港にKAのA330-300。

 2012年11月23日、Fまで満席。

 僕はもう香港に転勤してきてしまってますが、その前に家捜しのために香港へ一泊二日で来たときのレポを続けます。

 香港空港内の「麺粥専家 正斗」でランチを食べたあとは急いで29番ゲートへ移動。12:00発の北京行き香港ドラゴン航空KA908便に乗らなければなりません。

 この日の香港は朝から雨。大雨ではないものの、傘がないとちょっと厳しいぐらいの降りが続いていましたが、空港に到着した頃にはだいたい止み、雨によるフライトへの影響はなさそうです。

イメージ 1 ▲香港空港29番ゲートで出発を待つ北京行きKA908便。

 しかし、僕が29番ゲートにたどり着いたとき、スポットはまだカラのままで、乗るべき飛行機はまだ来ていませんでした。折り返しでKA908便になるフライトがまだ到着していないようです。スケジュールから推測すると、広州発のKA783便が10:55に香港に到着するので、それがKA908便になるのではないかと思われます。

イメージ 4 ▲29番ゲート。香港~北京線のCX、KA、CA便はシャトル便として全便コードシェアです。

 しばらくするとKAのA330-300が29番ゲートにスポットイン。乗客を降ろして大急ぎで折り返しのための機内整備です。

 この日のKA908便の機材はB-HYIのレジを付けたA330-300。前日に北京から来たときに乗ったKA937便のB-HYJと同様、ファーストクラスの備えた3クラスの機材です。

 搭乗が始まるまでの間、外の景色なんぞを眺めていると、CX、KA、そして新顔HX(香港航空)の機材が頻繁に行き交います。香港空港の三大キャリアですね。

イメージ 3 ▲この日のKA908便はレジB-HYIのA330-300。急いで折り返しの機内整備中。

イメージ 5 ▲HXが新たに参入して、香港空港はCX、KA、HXの飛行機がいっぱい。

 12:00少し前にやっと搭乗開始。前日のKA937便はがら空きでしたが、この日のKA908便はかなり乗りそう。満席の勢いです。

 機内に入ると、なんと最前部のファーストクラスも満席になっています!スゴイ!一見して大陸中国人の人々です。自分のお金で乗っている人は一人もいなさそうですが、それにしても金持ち~~。

 ビジネスクラスも満席。僕は今回は17番K席でしたが、隣には大陸のどこかへ帰るおばちゃんが座っています。どうも大陸のどこかの地方政府の役人か地方企業の香港視察ツアーの団体が大挙して乗り込んでいるような雰囲気です。

 そんな大陸人に囲まれたのではせっかくのビジネスクラスもなんだかなーという感じ(笑)。でもせっかくなのでウエルカムドリンクはKA特製の「Dragon Sunrise」という名のカクテルをいただきます。ジンにグアバジュースとレモンジュースを加えたもので、ペパーミントの葉が添えられた爽やかな一品。

イメージ 6 ▲ウエルカムドリンクは「Dragon Sunrise」。

 12:11にドアクローズになり、12:54にRWY07Lから離陸したKA908便は、雨雲を衝いて高度を上げ、厚い雲海を見下ろしながら北京へと向かいます。

 僕の席からは窓のすぐそとにエンジンが見えます。積んでいるエンジンはロールスロイスのトレント720B-60。エンジンカバーにもドラゴンマークが描かれていて、KAに乗ってるぞということを実感させてくれます。

イメージ 7 ▲雨の香港を離れて雲上へ抜け、一路北京へ。