毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

デカ目ブルー(酷暑の夏休み帰省レポ・その37)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818170403.jpg ▲車両の単色塗装化が少しずつ進む北陸路、デカ目ちゃんもブルー一色に。

 2012年8月17日、土曜日の帰宅電車。

 15:28に小杉駅で降りてあれこれ用を足し、日が暮れて夜になって21時過ぎ、再び小杉駅にやってまいました。
 
 日が暮れても暑い暑いあづい。しかも湿度もかなり高く、ホームでただ突っ立ってるだけでもべとべとと汗が出てきて不快指数145%です。西日本の人たちはよくぞこんな蒸し暑さに耐えているもんだ。

 というところで1番線を特急列車が激走通過。高岡~富山間は直線が多く駅間も長いので、特急も普通列車も激走します。走り抜けて行った特急は13M特急「しらさぎ13号」ですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818170344.jpg小杉駅を高速で通過していく「しらさぎ13号」。

 そこへやってきたのは21:28発の直江津始発金沢行き普通列車572M。昼間の高岡駅に続いてまたも国鉄急行型デカ目ちゃんが3番線に入ってきましたが、今回のデカ目ちゃんは新北陸色、単一カラーのブルーの車体でした。

 小杉駅富山市内、高岡市内へ通勤通学する人々のベッドタウンのようになっている射水市の中心駅なので乗降客はけっこう多く、この時間帯だと帰宅を急ぐ人々がどっと吐き出されるところですが、この日はお盆明けの土曜日ということもあり、下車客は少なめ。車内も空いていて、僕はワンボックスを一人で占領できました。この車両のボックスに足を投げ出して座っていると、本当に国鉄時代の急行列車に乗っているような気分になります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818170350.jpg ▲金沢行き572M、小杉到着。土曜日だけに下車客は少なめ。

 小杉を出ると越中大門に続いて高岡に停車。土曜日なので高岡からの乗車も少なく、停車時間も1分と短くてすぐに発車です。

 西高岡、福岡、石動と進むうちに、高岡駅寄りも山手に新駅が建設されている新幹線の高架が寄り添ってきて、左側に防音壁とかが間近に見える区間もあります。架線柱もだいぶ立てられてきましたね。

 石動、倶利伽羅と峠を越えれば加賀国。津幡、森本、東金沢、そして終点金沢到着です。金沢には22:15、2番線の到着です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818170354.jpg ▲22:15、終点金沢に到着。

 夜10時を過ぎたというのに、蒸し暑さは少しもやわらいでおらず、完全に熱帯夜。ホームにいるだけで汗が出る状態は変わっていません。

 向かい側の1番線ホームには新型車両521系電車が停まっています。金沢以西ではもう「新型」とは呼べないほどメインの活躍を見せている電車です。これは22:21発の福井行き普通列車380Mですね。この日はM7編成が充当されています。平日ならこの電車も帰宅列車で混むのでしょうが、この日はやはり乗客は少なめのようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818170358.jpg金沢駅1番線で発車を待つ福井行き380M。