新幹線乗り継ぎ（ニッポンの秋を探して・その42）
▲晩秋の青森に遅い日の出。 朝06:10に新青森駅を発車する「はやぶさ4号」、僕は実家から新青森駅まで車で10分ぐらいなのでまだいいですが、市内東部とか周辺他市町村からこの列車に乗ろうと思うととんでもない早起きを強いられるし、車がなければどんなに早起きしても乗れません（「はやぶさ4号」に乗り継げる在来線列車があるのは青森発と弘前発の列車のみ。その弘前発は05:17。早っ！。八戸で「はやぶさ4号」に乗り継げる青い森鉄道の列車はありません。）。しかも乗れたとしても東京に着けるのは午前9時半近く。それならかつての「はくつる」のような、青森を前夜22時台ぐらいに出て上野に翌朝8時前後に到着する夜行列車のほうがよっぽど利用しやすいと思うんですけど、どうでしょうか。
などと夢の中で考えていたら、いつの間にか大宮到着（笑）。08:59です。
▲300km/hを体感したオボエもないまま大宮到着。 大宮からは09:18発の「Maxとき311号」に乗り換えます。
急速に増えた新幹線通勤通学者対応で生まれたJR東日本の総二階建て新幹線ですが、今も新幹線通勤通学者は相当数いて、朝夕（特に朝）はかなり混雑しているでしょう。その中でMaxを引退させるとすると、列車本数を増やすことで対応するしかなくなりますが、東北と上越の両新幹線が乗り入れ、しかも速度制限がある大宮～東京間で列車本数を増やすのはかなり難しいのでは？数年後、在来線の東京縦貫線が開通したら、大宮発着の通勤通学用新幹線が設定されるようになるかもしれないと予想するのは僕だけでしょうか？
▲大宮駅18番線に到着した新潟行き「Maxとき311号」。
▲あいかわらずユニークな顔つきだ。
▲この日の前8両はP12編成。この時点で震災からまだ8ヶ月。 「Maxとき311号」はE4系8両＋8両の16両編成。大宮駅ホームにもいっぱいいっぱいに停まります。しかし16両編成で走るのは越後湯沢までで、越後湯沢からは前方8両だけになって新潟を目指します。
「Maxとき311号」は越後湯沢まで各駅に停車し、越後湯沢から先は長岡のみの停車です。越後湯沢には10:26に到着し、後方8両を切り離すためか、3分停車します。「Maxとき311号」の到着と入れ違いに、10:27発の「Maxたにがわ408号」が発車して行きます。「Maxたにがわ408号」も16両編成ですね。
▲ 越後湯沢を発車すると、そこから先はトンネルの数もぐっと減り、一路新潟を目指します。長岡のみの停車で越後湯沢から新潟までは42分。車窓からの景色には平地も増え、稲刈りが終わった田んぼが広がり、秋らしいすっきりとした青空も広がっています。この日はとってもいい天気。青森を発った頃はまだ真っ暗でしたが、秋晴れの一日になりそうで、ワクワクしてきました！(^^)
▲越後湯沢出発後の車窓風景。秋晴れの一日です！