熊本空港（ニッポンの秋を探して・その34）

▲羽田から熊本空港に到着したANA645便。

　2011年11月7日、あそらくん。

　阿蘇山から米塚を経て阿蘇パノラマラインを下り、途中阿蘇ファームランドなんぞにも立ち寄りながら国道57号線に戻って西進し、阿蘇くまもと空港までやってきました。

　熊本空港へ来るのは2度目ですが、前回は見送りのみ、しかも夜間だったので、実質的には今回が初めてのようなもの。ターミナルビルに入ると、阿蘇くまもと空港のキャラクター「あそらくん」が御輿に乗って出迎えてくれました。「あそらくん」は平成21年5月生まれで、「阿蘇」と「空」をミックスして名付けられました。「火の国の赤」と「水の都の青」にカラーリングされ、阿蘇五岳と草原をイメージした帽子をかぶっています。よく見ると山頂からは噴煙も出ているところが芸が細かいです(^^)。

▲阿蘇くまもと空港キャラクター「あそらくん」がお出迎え。

　チェックインをさくっと済ませ、まずは屋上展望デッキへ。滑走路に向かって右がRWY25、左がRWY07になります。

　屋上展望デッキに上がったときにちょうど着陸してスポットへとタキシングしてきたのは、羽田からのANA645便。レジJA-8291を付けたB767-300です。RWY25へ北東から着陸したようです。

　ゆっくりとスポットインしてブリッジが付けられると降機が始まり、その後折り返しのための機内整備が始まります。折り返しは18:00発の羽田行きANA648便です。

▲ゆっくりとスポットへ向かう羽田からのANA645便。

▲スポットインするとブリッジが付けられ降機開始。折り返しの機内整備に入ります。

▲秋本番を迎えて九州といえども日が短くなり、夕暮れ色の日差しが機体に注ぎます。

　ANA645便がちょうどスポットインした頃、スカイマーク機がRWY25から離陸して行きました。B737-800のこのスカイマーク機は16:40発の神戸行きSKY126便でしょうか。スカイマークにはこれまで一回だけ乗ったことがあるのですが、それは鹿児島発羽田便でした。そのせいか僕にとってはスカイマークは九州便をたくさん飛ばしている印象があるんですが、今や羽田～旭川、新千歳便などもがんがん飛ばしていて、実は全国ネットのエアラインなんですよね。

▲神戸へ向けて離陸するスカイマークのB737-800。

　もう一機、離陸機がいました。こちらはANAのA320。16:50発の伊丹行きANA526便だと思われます。これもRWY25からの離陸で、折り返しの機内整備をしているANAのB767-300の向こう、西南の空へと離陸して行きました。

　熊本と関西圏を結ぶフライトはけっこう多いようですが、九州新幹線が全通し、山陽新幹線との直通運転をスタートさせ、新大阪と鹿児島中央を博多、熊本経由で結ぶ「みずほ」と「さくら」の本数はかなり増えていますが、空路との競合は起きていないのでしょうか。ちょっと気になる九州南部の空路事情ではあります。

▲RWY25エンドに入ったANAのA320。背景は阿蘇の外輪山でしょうか。

▲夕日に向かってぐんぐん加速。

▲伊丹へ向かってエアボーン！ANA526便です。