毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

吉松駅(酷暑の夏休み帰省レポ・その28)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165715.jpg ▲気持ちのよい青空広がる真夏の昼下がり、吉松駅。

 2012年8月16日、元鹿児島線

 嘉例川から乗って来た4228Dを降りて吉松駅のホームで熱気に当たっていると、15:41、1番線に列車が到着。都城からの普通列車2931Dで、これが折り返し15:58発の都城行き2932Dになります。

 到着した2931Dはキハ140-2061の単行気動車篠栗線等でのスピードアップのために、キハ40形からエンジンを換装して出力増強を図って改造したもので、1990年以降9両がキハ40形からキハ140形に変わったそうです。上り勾配なんかにも強くなってるんでしょうね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165700.jpg都城から吉都線を走って到着した2931D。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165652.jpg ▲手差しの行き先表示サボ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165704.jpg ▲キハ40形からパワーアップしたキハ140形の単行で運転。

 僕はこの15:58発の2932Dに乗って都城を目指すのですが、まだちょっと時間があるので、改札の外に出てみようと思います。前回来た時もすぐに乗換えしただけなので駅の外には出たことがないんです。

 現在の駅舎は2代目で、1968年の竣工。鉄筋コンクリート2階建てで、軒先部分が赤茶に塗られているのが目立ちます。当時の鹿児島線の横川駅(現在の大隅横川駅)からの延伸に伴って、1903年に開業したので、来年、開業110周年を迎えます。肥薩線は2009年に全線開業を迎えていて、駅舎正面の「吉松駅」の文字の下には「祝肥薩線全線開業100周年 明治42年11月21日開業」という大きなプレートが飾り付けられています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165730.jpg ▲初めて駅舎の外に出てみました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165724.jpg ▲駅舎中央には「祝肥薩線全線開業100周年」。

 依然日差しが強く、逆光気味で駅舎の写真がなかなか撮れません。早々に駅前を退散してホームへ戻ります。

 ホームには発車時刻表が設置してありますが、肥薩線吉都線の二線が発着していることに加え、「はやとの風」や「いさぶろう・しんぺい」といった観光列車も運転されているので、発着時刻表はなかなかにぎやかです。ただ、今年4月から来年3月までの毎月第2水曜日は吉都線都城~吉松間で線路修繕工事を行っているので、工事時間帯の都城~吉松間の列車3往復が運休となるというお知らせが貼り出されていますが。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818165710.jpg ▲なかなかにぎやかな発車時刻表。