愛媛と言えばじゃこてん（酷暑の夏休み帰省レポ・その15）
▲温泉にじっくり浸かったあとの冷えたビールに肴はじゃこてん。至福。 2012年8月15日、岡山より松山のほうがまだ涼しい。
初の岡山名物「デミカツ」と格闘しているうちに「しおかぜ13号」はいつしか児島を出発し、瀬戸大橋にさしかかってきました。外はめちゃめちゃ暑くて立ってるのもイヤになるくらいですが、冷房の効いた車内から眺めるぶんには、雲の合間に青空が広がる真夏の爽やかな良い天気。島影もくっきりとしていて、青春18きっぷのポスターにしたいような瀬戸内海のすばらしい風景を楽しむことができます。その車掌の風景を何枚かご紹介しますね。
▲瀬戸大橋を渡る列車から写真を撮るときの最大のネックはこの橋脚。
▲鉄道を上にして橋を造ってくれればよかったのにね（笑）。
▲気持ちのよい空と海が広がってます。 瀬戸大橋を渡りきると大きく右カーブを描きながら宇多津駅に接近していきます。通常ですと高松からの特急「いしづち17号」が3分早く宇多津に着いて待っていて「しおかぜ13号」の前方に連結されて1～3号車となるのですが、8月10～19日の期間はお盆ラッシュ対応のため全車両が岡山発着となります。そのため「いしづち17号」はキハ185系の2両編成で高松発多度津行きの列車として運行され、高松方面からの利用客は宇多津で「しおかぜ13号」に乗り換えるという手はずになっています。高松方面からの利用客は不便を強いられますが、輸送量としては岡山発着のほうが圧倒的に多いでしょうからやむを得ないですね。
四国に入って振り子機能全開で疾駆した「しおかぜ13号」は食後の爆睡をむさぼる僕を乗せて16:16、定刻に終点松山に到着しました。もうUターンラッシュが本格的に始まったと言っていいでしょう。折り返しの16:28発26M特急「しおかぜ26号」を待つ列がどの乗車口にも長くできていました。
▲終点松山に到着した「しおかぜ13号」。 さて、大街道近くのホテルにチェックインして荷物を置いたあとは、松山でいつも僕を温泉に連れて行き、おいしいものを食べさせてくれる師匠が今回も案内してくださいます。まずは温泉施設「東道後のそらともり」へ。電車ならいよてつ横河原線久米駅が最寄り駅。黒板と黒壁を基調にしたシックな造りで館内の照明も落とし気味にしてオトナの温泉健康施設という雰囲気を醸し出しています。温泉浴場のほかに宿泊施設、ボディケア・岩盤浴、雑貨・ギャラリー、レストラン・カフェなどがあり、一度入ったら一日中のんびり過ごせるようになってます。
僕もここでじっくり温泉に浸かり（特に夏の夕暮れは露天風呂が最高に気持ちいいですなあ）、施設内の食舎・カフェ「地の根」へ移動して、風呂上がりの生ビール！ああ、死ぬほどウマイ。一杯目は二口で飲んでしまった。オカワリちょうだい！
▲軽く揚げなおしてアツアツにしたじゃこてんにレモンと 松山で温泉に浸かり、風呂上がりに生ビールという鉄板コースにおける鉄板の肴は言うまでもなく「じゃこてん」。僕は愛媛のじゃこてんが大好きなんですよ。松山駅構内「かけはし」のじゃこてんうどんは毎回欠かさず食べるんですが、今回は寄れなかったので、ここでじゃこてんを堪能。師匠も僕がじゃこてん好きなことをご存じなので、自分のぶんを分け与えてくれます。ウレシイ(^^)。
しかしここでの飲み食いはほどほどにしておいて、次の場所へと移動します。松山の夜はこれからだよーん♪。
▲レモンをさっとしぼり、