毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

8両フル編成(酷暑の夏休み帰省レポ・その13)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164304.jpg ▲岡山に到着した「しおかぜ14号」。全員降車を確認して折り返しの車内整備に。

 2012年8月15日、岡山駅酷暑。

 「さくら」初乗車があっけなく終わってしまい、「さくら555号」を12:45に岡山で下車。うだるような暑さとはまさにこのこと。岡山、あづい。

 次の列車まで50分あるので、改札の外に出て駅ビルでランチの物色。岡山の駅ビルはすんごく立派でお土産品や食べ物が豊富で目移りしてしまう。前回はここで「えびめし」をゲットしたのであった。
 お盆まっただ中ということもあってか駅構内は大勢の人で大混雑。お土産品としては岡山名物の立派な白桃が並んでいて、見るからにおいしそうですが、た、高い!!そして今回も何を食べたらいいのやら大いに迷ってしまいました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164315.jpg岡山駅8番線ホームでは列車の車内整備中。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164331.jpg ▲四国に近づいてきたことを実感。

 あれこれ迷った末に、再び改札を抜けて8番線ホームへと下りました。

 8番線にはちょうど列車が到着したところ。13:11着の松山からの14M特急「しおかぜ14号」です。これが車内整備ののち、折り返しで13:35発13M特急「しおかぜ13号」となるのです。

 車両はすっかり乗り慣れたJR四国の8000系電車。振り子電車なので、四国の細かいカーブが続く海岸沿いを走るときの傾き加減はなかなかのものです。

 「しおかぜ14号」の到着と入れ違いに、7番線からは13:12に3133M快速「マリンライナー33号」が発車して行きました。「マリンライナー」にもずいぶん久しく乗ってないな……

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164338.jpg ▲こちら最後尾8号車サイド。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164309.jpg ▲こちら先頭1号車サイド。

 この日は、僕も初めて見るのですが、お盆ならではの光景が見られました。

 特急「しおかぜ」は四国内を高松を発着する特急「いしづち」と併結して走り、宇多津で「いしづち」との分割併合を行います。「いしづち」は1~3号車なので、岡山にやってくる「しおかぜ」は4号車から8号車までの5両編成です。

 しかし、お盆や年末年始などの多客期には宇多津での分割併合は行わず、全車両が岡山発着の「しおかぜ」として運転されるんですね。岡山周辺の方々にとってはよく見かける姿なのでしょうが、僕にとっては、1号車から8号車までそろって岡山駅に入線している姿は今回が初めてで、新鮮です。首都圏以外では8両編成ほど長い特急はもはやあまりありませんしね!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164325.jpg ▲通常であれば岡山では見られない3号車と4号車の連結面。

 ふっと向かいのホームに目をやると、鮮烈がイエローが飛び込んできました。キハ187系気動車ですね。13:43発の2078D/77D特急「スーパーいなば7号」鳥取行きです。岡山駅のこの長いホームに2両編成というのはちょいと寂しいですね。

 僕の乗る「しおかぜ13号」の車内整備にはまだしばらく時間がかかるようですが、ホームにただ立っていただけでは熱中症になりそうです。どこか暑さをしのげるところはないものかしら……。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818164344.jpg岡山駅4番線で発車を待つ「スーパーいなば7号」。