おはようエクスプレス(酷暑の夏休み帰省レポ・その10)
2012年8月15日、終戦記念日。
富山ネタばかり続くと飽きられますので、そろそろ富山を離れたいと思います(笑)。
8月15日、お盆もたけなわ、終戦記念日のこの日、前夜も熱帯夜でよく眠れないまま朝を迎え、熱気にあおられるように、ぼんやりとした頭のまま小杉駅へ。もう少しあとの電車でもよかったんですが、駅まで送ってくれる人の仕事の都合で早めの出発になり、7時40分には小杉駅に到達しました。
下り線の1番線にやってきたのは07:49発の金沢始発黒部行き普通列車427M。朝の通勤通学客対応なのでしょう、長い6両編成でやってきました。そして高岡寄りの3両は国鉄急行色のデカ目!まだ現役でばりばり活躍していて、うれしいです!
▲この塗装のこの車両を見ると急行「くりこま」を思い出す……
僕が乗る列車も07:49発。3番線にやってきたのは泊始発金沢行き普通列車524Mです。こちらも北陸色ではありますが急行型のデカ目。新型車両521系が富山にも入るようになったとは言え、今のところ521系は2両編成でしか入って来ないので、朝夕の輸送量が多い時間帯にはどんどんつなげて長くできる国鉄車両が元気にがんばってくれています。車内は両端部はロングシートになってつり革もぶら下がっているとはいえ、中央部は昔ながらのボックスシート。高岡までわずか8分ですが国鉄急行型の旅を楽しみます。
▲小杉からわずか8分で高岡到着。
▲524Mは高岡で7分停車。
524Mが高岡で7分停車するのは、08:00発の22M特急「おはようエクスプレス」に追い抜かれるため。この日は平日なので、反対側のホームに泊始発金沢行き特急「おはようエクスプレス」がやってきます。実際にこの目でこの特急を見るのは初めて。
特急「おはようエクスプレス」は北越急行所有のクリムゾンレッドの681系「Snow Rabbit Express」の3両編成。普段の平日はどうかわかりませんが、この日はお盆まっさいちゅうの8月15日だったので、車内は空席が多かったように見受けました。特急で通勤なんてあこがれますね!(^^)
▲初めてお見かけしました「おはようエクスプレス」。
▲走り去る「おはようエクスプレス」。次は終点金沢。
このあと高岡駅にやってくる上り列車は08:18発の8002レ特急「トワイライトエクスプレス」。8月21日までは毎日運行なので、今までほとんど実物を見かけたことのない「トワエク」を間近にゲット!と期待してたんですが、この日は8月14日早朝の近畿地方での大豪雨の影響で「トワエク」は運休になったんだか大幅に遅れてるんだか、とにかく時刻どおりには現れませんでした。残念!
改札の外に出て売店でおみやげに「白えびせんべい」でも買おうかと跨線橋に上がると、下り列車が入ってくるのが見えました。こちらは08:18着、08:20発の下りの特急「おはようエクスプレス」。JR西日本の681系3両編成。福井始発の富山行きで、列車番号は金沢まで21M、金沢から富山までは9071Mです。
▲下りの「おはようエクスプレス」もやってきた。
高岡駅のコンコースも暑い!!新しく橋上駅舎が完成してきれいでおしゃれになりましたが、屋内になった待合室がなく、冷房施設のないコンコースの一角にベンチなどがあって待合スペースになっているので、列車を待っているだけで蒸し暑くてたまらん。コンコースには3ヶ所ほどにミストの出る大型扇風機が設置されてフル回転してましたがほとんど効き目がありません。
「白えびせんべい」を調達してホームに戻ると、3番線ホームには真っ青な新北陸色になった413系電車が入っていました。これが僕がもともと小杉から乗ってくる予定だった高岡08:26着、08:34発の糸魚川始発金沢行き普通列車526Mです。8分の停車時間の間に抜かれる列車のほうに僕はこれから乗ります!