北陸本線乱れる(酷暑の夏休み帰省レポ・その7)
2012年8月14日、近畿地方で豪雨被害。
夏休みの前半は富山で過ごしたんですが、とにかく暑い!ちょっと涼しいと感じたのは11日の夜だけで、あとは連日猛暑日に熱帯夜。エアコンなしでは本当に熱中症になりそうな暑さです。ああ早く青森へ帰りたいなあ……
ということでこの日は富山市の中心部へ買い出しに出かけることに。
耳が痛くなるほどの蝉時雨のなか、酷暑だというのに帽子も被らずにぶらぶら歩いてやってきたのは北陸本線の小杉駅。時間も調べずにやってきたけれど、ちょうど10:49発の列車がありそう。よかった、待たずに済んだ。特急街道北陸本線といえども、昼間の時間帯に走る普通列車は1時間に1本か2本しかないのです。
小杉駅発着の下り列車は原則1番線から。富山までの乗車券を買ってホームへ下りると、「電車がまいります」というテープ音声。何かと思ったら、金沢発越後湯沢行きの1009M特急「はくたか9号」が高速で駆け抜けて行きました。速すぎて見えなかったけど、もうお盆に突入したからそれほど混んではいないでしょう。
▲小杉駅1番線に到着した富山行き普通電車。
この日はG06編成が充当されていた441Mは11:00ちょうどに終点富山駅5番線に到着。ホームに降りて先頭車両の顔を改めて眺めると、行き先表示LEDは早くも「金沢」に変わっています。折り返し11:10発の金沢行き普通列車430Mとしてあわただしく引き返していくのです。
実はこの日は、早朝から宇治市、牧方市、大津市などを中心に近畿地方で記録的な豪雨となり、各地で浸水被害などが相次ぎ、JRも大幅に乱れていました。駅構内には、11:16発の4022M特急「サンダーバード22号」の運休が決まったので、京阪神方面へは11:06発の8M特急「しらさぎ8号」で米原まで行って新幹線を利用するよう繰り返し案内放送が流れていました。お盆期間中の交通機関の乱れは影響が大きいですね。
▲終点富山に到着した441M。隣は11:06発の「しらさぎ8号」。