帰省ラッシュのピークを抜けて(酷暑の夏休み帰省レポ・その5)
▲富山に到着した「はくたか18号」。
2011年8月11日、やっとこの日の行程終了。
激混みの車内も、停車駅ごとにどんどん乗客を降ろし、やっと通路も車内販売のワゴンが通れるようになってきました。ホットコーヒーを飲みながらほっとひと息ついていると、僕の下車駅・富山が近づいてきました。
▲Hakutaka、White Wing。ちょっと縁が欠けてきてますね……
▲ぎゅうぎゅう詰めだった車内も富山までくればガラガラに。
富山到着は18:40。3番線に下りて最後尾の写真を撮ろうと後にまわると、9号車の乗務員ドアから出てドア扱いをしている車掌さんは女性でした。6月にこのあたりに来た時も女性運転士さんや女性車掌さんがたくさん活躍していたし、鉄道業界への女性の進出がどんどん進んでいるのですね。
「はくたか18号」の車両はJR西日本の681系「White Wing」。車側にロゴが描かれていますが、縁の塗装がちょっと剥げてたりして、年季を感じさせます。2015年の北陸新幹線金沢開業まで走り続けて、それから先は「はくたか」はどうなるのでしょうか。
▲「はくたか18号」ドア扱いの車掌さんは女性でした。
▲富山到着。来るたびに新幹線の高架と新駅舎が少しずつできてきてます。
この時間になるとさすがのこのあたりも夕暮れ色が漂うようになってきます。
「はくたか18号」が走り去った3番線の反対側4番線には、18:47発の富山始発高岡行き普通列車454Mが入線し、ホームにあふれそうになっていた人々が車内へ吸い込まれます。お盆の入りの前の日曜日、富山市内で準備の買い出しなんかをした人たちも多いことでしょう。
▲混雑する4番線ホームに高岡行き454Mが入線。
▲車両はおなじみ413系の北陸色。
今年3月から、金沢までは来ていたJR西日本の新型車両521系電車が金沢以西にも乗り入れるようになり、金沢~富山間も運行するようになりました。しかし521系は2両編成での運転なので、お昼の乗客の少ない時間帯しか走っていません。午後3時、4時台からあとは3両編成が基本で6両編成でも走れるまいどおなじみ413系が今も主流です。454Mも北陸色413系の3両編成。僕はこれに乗り換えて、富山から2駅先の小杉駅まで移動します。
▲だいぶ暮れてきた小杉駅に到着し、北京からのこの日の行程はこれにて終了。