真夏の成田へ(酷暑の夏休み帰省レポ・その2)
▲北京発成田行きNH956便のYクラス機内食。今回は洋食をチョイス!
2012年8月11日、朝からワイン。
北京発成田行きNH956便の機内は搭乗前の予想どおりほぼ満席。でも、朝出発の便なので寝ている人が多く、満席の割には機内は静かです。
Yクラスにも全席シートテレビがあるので、ずっとフライトマップを眺めていたのですが、意外に飛行高度をこまめに変えるものなんですね。離陸後すぐの水平飛行(08:45頃)では高度33,000フィート(10.058m)、巡航速度時速588マイル(時速946km)。これが大連沖を過ぎた09:20頃には高度29,000フィート(8,839m)に、09:45頃のソウル手前では31,000フィート(9,448m)に、そして10:48頃の隠岐付近では29,000フィートでした。いつもこんなふうにこまめに変えるのでしょうか?それともこの日は何か特別な理由があったのでしょうか。
▲飛行高度をこまめに変えながら一路東へ。
さて、ドリンクサービスです。朝なのでトマトジュースを。しかし、客室乗務員さんに「ワインなどもいかがですか~?」と笑顔で言われてしまってはいただかないわけにはいかない。「あ、じゃ、いただきます~」と笑顔で返してしまい、結局赤も白も飲むことに(笑)。赤は「Art's」というアートな文字が入ったCabernet Sauvignon。どこのワインかは失念。白は南フランスの地中海岸沿いに広がるラングドック・ルーション地方にある「LA BAUME」の2011年シャルドネでした。
▲結局朝からワインを飲んでしまうんですよね……
▲結局「じゃあ白も」ってなってしまうんですよね……
Yクラスの機内食は和食と洋食からのチョイス。和食は焼き白身魚でお蕎麦も付いてておいしそうでしたが、洋食のほうはチキンカレーということなので、僕は洋食をチョイス。カレーが食べたかったんです。マカロニやインゲンがたっぷりの野菜サラダ、青菜とシメジのおひたし、スモークサーモンにロースハム、そして丸パンにデザートのケーキと、なかなか充実。そしてどれもおいしいです。チキンカレーもチキンやブロッコリーがごろごろ入っていて「やっぱりANAの機内食いいな」と思いました。
▲冷菜はスモークサーモンやロースハム。おひたしなどもあり。
▲サラダはマカロニとインゲンがメイン。
▲メインのチキンカレーもけっこうおいしい。
▲こちらはデザートのケーキ。
さて、隠岐諸島上空にさしかかってきました。隠岐の島の真上を飛ぶので、右側窓際席に座った僕からは、隠岐の島の南側が見えます。そしてその南端には滑走路が見えますね。隠岐空港です。2,000mの滑走路が一本あり、RWY08/26となってます。現在は伊丹と出雲との間にJACの定期便が就航していますが、一度も行ったことがありません。完全に道の場所で、日本と中国とを行き来するときに上空から見るだけです。いつか行ってみたいですね。
▲隠岐の島上空を通過中。
▲隠岐の島上空を通過中。
▲隠岐空港がくっきり見えました。滑走路はRWY08/26。
北京方面からのフライトは小松、富山と抜けて北から成田にアプローチする航空路に完全になってしまったのでしょうか。今回のNH956便も、小浜あたりから琵琶湖、名古屋を経て太平洋へ抜けるルートではなく、北からアプローチしていきます。
ファイナルアプローチでは、空港混雑のためしばらく上空でホールドさせられましたが、13:03、RWY16Rにランディング。おー、A滑走路に到着なんて僕にとってはほとんど経験がないなあ(^^)。
51番スポットに入るとき右に見えたのは、13:00にアブダビから到着したエティハド航空EY878便。昨年北京~名古屋間で乗ったことがありますが、成田で見るのは初めてです。このあと21:20発のEY871便となってアブダビへ引き返していきます。
さて、なんと定刻より早いくらいに成田に到着できたので、このあとの僕の行動にも余裕が出ます。うれしいなーーっと♪。
▲ブリッジの陰になっちゃってますがアブダビ行きのEY871便です。