NH956便（PEK→NRT）（酷暑の夏休み帰省レポ（その1））
▲お盆の 2012年8月11日、夏休み初日。
今日から今年の夏休み帰国レポをUPします！……と張り切って宣言するほどのもんでもないですが(^^ゞ。
日本は猛暑酷暑のたいへんなことになっているとのことなので、そんな暑い日本に帰りたくないなあ、でもさすがに実家のある青森は涼しいだろうなどといろいろそうぞうしながら、8月11日の早朝、いつものように北京空港へ向かいました。この日は、最近北京に多い真っ白いスモッグがかかった曇り。湿度が高くてどんよりとして不快指数高いです。視界はまあ飛行機が飛べないほどではなさそうですが。
▲今年の夏の北京はこういうぼやけた天気が多い。
▲北京首都空港ターミナル3EのE22番ゲート前。 中国はお盆は関係ないので、日本線は混んではいないかと思いきや、僕が搭乗するフライトのゲート前はけっこうな人。夏休みを利用して日本へ旅行に行く中国人の若者が多いように見受けられます。
それではいつものように搭乗開始まで飛行機ウオッチ。
▲ 4、5、6月と香港経由夜行便での帰国を続けていましたが、ただでさえ北京は悪天候に脆い上に台風シーズンで香港の天候も不安定なので、今回は香港経由はやめ、無難に日本への直行便をチョイスしたのです。
NH956便の隣のE21番ゲートに入っているのは07:55発のシカゴ行きアメリカン航空AA186便。日本にいてもアメリカン航空なんてなかなかお目にかからないので、目に新鮮。もうすぐ搭乗が済んで、ブリッジがはずされようとしています。
▲07:55発シカゴ行きAA186便。 北京空港ターミナル3に来ると、米国系の航空会社の飛行機がたくさん停まっているのに驚かされます。デルタ航空はターミナル2なので見かけませんが、ターミナル3のブリッジにはユナイテッド航空やアメリカン航空の大型機がいくつも並んでいて、昨今の中国とアメリカの結びつきの強さを感じないわけにはいきません。ふた昔ぐらい前なら北京からアメリカへノンストップ便が飛ぶことさえ想像できませんでしたから。
▲ NH956便のもう一方の隣、E23番ゲートに入っているのは08:00発の香港ドラゴン航空KA905便(CX6877便)です。香港ドラゴン航空の姿を見ると、やっぱり香港へ行きたくなりますね。行きたくなるけれども、6月の帰国のとき、香港のほうの天候ではなく北京のほうの天候のせいで北京のこのへなちょこ空港から飛べなくなって香港で乗り継げなかったので、十分に乗り継ぎ時間が確保できないときは、やっぱりリスクがあるな…… あっ、単純に香港へ遊びに行けばいいのか！遊びに行きたいよ、香港。
▲08:00発香港行きKA905便。 さて、07:55、我がNH956便の搭乗開始です。ひっさしぶりのANAの国際線、うれしいなー、ランラン♪
この日のNH956便は、Cクラス35席、Yクラス179席の214席仕様のB767-300ER。Yクラスでは2×3×2列のブルーのシートがずらりと並びます。Yクラスでも全席にシートテレビがあり、機内エンターテイメントは充実。日本～中国線には、ワイドボディ機でシートテレビが付いた機材はあまり飛んでいないので、こういう設備はうれしくなります。ワイドボディ機に乗れるだけでもうれしいよ(^^)。
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▲Yクラスでも全席シートテレビ装備がうれしいです。 今回の僕の席は33G席。着席して右の窓の外を見ると、E23番ゲートの香港行きKA905便がプッシュバック中。この3月に香港へ行ったときは北京をこの時間帯に出発しましたが、ついA380乗りたさに08:45発の中国南方航空CZ310便をチョイスしてしまいました。いつか朝から香港ドラゴン航空に乗って香港を目指してみたいものです。
▲プッシュバックされる さて、北京空港ではしょっちゅう悪天候やらなんやらで足止めを食らう僕ですが、今回は不思議なくらい（というかそのほうが普通なんでしょうが)搭乗から順調にコトが進みました。定刻より早く08:20にはドアクローズになり、08:27にはプッシュバック開始。RWYエンドではちょっと行列になり、四川航空、上海航空、中国南方航空の離陸便に続いてようやくRWY36Rから08:44に離陸しました。
離陸直後はなんとなく薄雲がかかり揺れが続いていましたが、離陸後40分弱で大連沖まで行くと雲は晴れ、真っ青が海が眼下いっぱいに広がりました。夏らしくて気持ちいいーーです！
▲夏の海を眼下いっぱいに眺めながら、NH956便、順調に飛行中！