毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

端午節は台風4号とともに(その17;三度目の正直)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819021932.jpg青森空港にスポットインした名古屋小牧からのFDA367便。

 2012年6月23日、やっと乗れます。

 青森~名古屋小牧線フジドリームエアラインズ(FDA)の運航で開通したのは昨年の7月2日。僕はこの運航初日の青森発初便のチケットを予約していたのですが、直前に東京へ行くことになり、乗りそびれました。その後も一度、予約を入れておきながら結局乗れなかったことがありました。僕はFDAに二度振られていたのです。

 そしてこの日やってきた夜の青森空港。雨です。他に人のいない展望デッキに上がると、悪天候にも拘わらず定刻でRWY24に着陸したのは、名古屋小牧からのFDA367便。ゆっくりとタキシングをしてスポットにやってきたのは、FDA機では初めてお目にかかるオレンジ色のJA-05FJ。FDA保有する機材は全てエンブラエル社製の最新鋭ジェット機ERJ170/175。1機ごとにカラーリングが違い、現在6機、6色のERJ170/175が稼働しているようですが、このオレンジ色はそのうちの5番機に当たります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819021928.jpg ▲雨の青森空港に定刻到着したFDA367便がゆっくりタキシングしてきました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819021937.jpg ▲この日のFDA367便は、FDAの中では初めてお目にかかるオレンジ色の5番機。

 スポットインしたFDA367便は、約30分の機内整備の後、20:05発のFDA368便として名古屋小牧へと折り返します。僕はそれに乗ります。とうとう三度目の正直でFDAに乗るチャンスがやってきたのです!(^^)

 チェックインすると他の航空会社の代行ではなくFDA独自のボーディングパスを受け取り、セキュリティチェックを抜けて3番ゲートへと前進します。

 青森と名古屋との間には長らくJALが飛んでいましたが、JALの経営破綻の影響でJALが撤退し、しばらく青森と中京地区とを結ぶ足が途絶えていました。青森と中京地区の路線再開を望む声を聞いてくれたのが新興のFDAで、名古屋小牧~いわて花巻線とともに、昨年7月に就航してくれ、今年3月からは1日2便体制に拡充されました。青森にとってはありがたく心強い、そんなFDAの名古屋小牧線に、就航後約1年を経てようやく乗ることができるようになって、ワタシはうれしい。夜のフライトということで地上の景色は見えないけれど、初のFDAフライトを楽しみたいと思います!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819021941.jpg青森空港3番搭乗口。FDA便の案内が表示されるのはなんか新鮮だなあ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819021946.jpg ▲ボーディングパスもFDA独自のもの。記念にとっとこ(^^)。