端午節は台風4号とともに(その5;やっと日本)
▲幕張の海岸が間近に見えてきたということは着陸はRWY22。
香港発羽田行きCX548便、空いている機内でまったり過ごしているうちに早くもファイナルアプローチです。
2日ほど前から台風4号が日本を襲っていて、19日の夕方には紀伊半島に上陸。その後東海地方に再上陸して関東に近づいているとのことだったので、東京に下りられるのかどうか甚だ心配。しかし飛行機は特に大きく揺れもせず順調に降下を続けています。
機窓からは、幕張の一帯が見えてきました。幕張海浜公園や幕張ベイタウンコア、幕張メッセやワールドビジネスガーデン周辺の高層ビルがはっきり見えます。QVCマリンフィールド(千葉マリンスタジアム)なんて、スタンドまでよく見えてるぞ。
▲スタンドまではっきり見えたQVCマリンフィールド。
幕張海岸がこんなに近くに見えるということは、着陸はRWY22からということ。もう6月も下旬なので南風卓越の日のほうが多くなっているのでしょうね。RWY22への着陸はあまり経験がないので、楽しみです。
それにしてもやはり台風4号の影響はあるみたいで、幕張海岸に寄せる白波はけっこう大きく、東京湾全体にも無数に白い波頭が立っています。それなりに風は強いのでしょう。でもこうして遅れることなく到着できそうで、まずはひと安心です。
▲東京湾には無数の波頭が立ち、台風の影響を窺わせてます。
CX548便のファイナルアプローチは東京湾沿岸に沿っていきます。まずは忘れちゃいけない東京ディズニーリゾートが見えてきました。その向こうの荒川越しには東京スカイツリーも視界に入ってきます。TDRは6月の平日の朝ですからまだ人は来てないんでしょうね。駐車場とかガラガラに見えます。
▲東京時代によく遊びに来た葛西臨海公園。
▲荒川の河口を過ぎると東京スカイツリーがさらに接近。
香港からのCX548便は羽田空港RWY22に13:25に着陸し、国際線ターミナルはすぐですから、13:30には109番スポットに入りました。定刻より25分ほど早めの到着です。なんとか日本へ戻ってくることができてよかった~。
隣の110番スポットには、上海航空のB757が入っています。定刻12:30到着のFM815便ですね。機材はB-2843を付けたB757-200。13:30発のFM816便として上海へ折り返すはずですが、まだブリッジについているということは、遅れが出ているのでしょうか。
さて、僕も降機です。前夜20:30発、いや、遅れて22:40に北京を出発してから、思いもかけず長旅になりました。当初の予定どおりならもうとっくに青森に着いていたはず。まあそれでも、KAとCXの温かいサービスのフォローのおかげで、気持ちよく日本へ帰ってくることができました。ふと振り返ってCX548便、B-KPPをつけたB777-300ERの姿をもう一度目に焼き付けて、入国審査場へと前進です。
▲羽田空港109番スポットに到着したCX548便。