毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

端午節は台風4号とともに(その3;朝まで香港)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020906.jpg ▲香港空港で出発を待つ羽田行きCX548便。

 2011年6月20日、フカヒレ

 さて、たっぷり2時間遅れで午前2時過ぎに香港に着いたワタシ。降機してブリッジを抜けると、僕の名前が書かれた紙を持った香港ドラゴン航空のスタッフが立っていて「アナタのナリタ行きのフライトは行ってシマイマシタ。」そりゃーそーでしょー、1時間も待っててくれるわけないわな。

 でもさすが香港ドラゴン航空キャセイパシフィック航空グループ!「ハイ、コレ、明日の朝いちのナリタ行きのフライトのボーディングパスです。」おお、翌朝09:10発の成田行きCX504便の搭乗券を用意してくれてました。座席も同じ場所(70K席)にしてくれるという配慮です。更に「空港に隣接しているホテル(リーガル・ホンコン)にお部屋を用意してます。これからご案内シマス……」それはなんとありがたい。空港内のベンチで夜明かしするつもりでいたので、シャワー浴びて朝までベッドで寝られるなんて、ウレシイじゃん!

 というわけで、いったん香港に入境してリーガル・ホンコン・ホテルにチェックイン。シャワーを浴びて、翌朝乗る予定だった羽田10:00発青森行きJAL1203便をネットからキャンセルしたりなんだかんだで結局ベッドにもぐりこんだのは午前4時近くになってしまったけど、とにかくさっぱりしてベッドで休めて、大助かりでした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020852.jpg ▲朝の香港空港で見かけたキャセイのジャンボ。あいかわずデカくてかっこいい。

 そして翌朝。ビュッフェ形式の朝食も付いていたので遠慮なくがっつりいただき(笑)、7時半頃、空港ターミナルへ前進。

 しかし、せっかく確保してくれたCX504便、成田到着時間は14:40で、それから羽田に出ると、乗れる青森行きは18:40発のJAL1209便で青森着はもう19:55。これではちょっと遅いなあ……と思いつつ出発ロビーの出発便案内スクリーンを眺めてみると、08:45発の羽田行きがあるではないか!もしそれに乗れれば、羽田で15:15発のJAL1207便に乗れる!

 よしコレだ!と勇んでKAのカウンターに行き、前夜の事情を話して、羽田行きのCX548便に替えられませんかと交渉。そしたら意外にもすんなり「空席があればだいじょうぶです。今、お調べします」との対応。ありがたーい!そしてあっさり空席があって、CX548便に乗れることになりました!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020858.jpg ▲羽田行きCX548便は43番ゲートから。

 フライトの変更交渉で時間を費やしたので、大急ぎで搭乗ゲートへ急いで前進。43番ゲートはウエストホールのサウスウエストコンコースにあり、出境審査場からは最も遠いエリアです。

 この日の羽田行きCX548便の機材はB777-300ER、レジはB-KPPを付けています。4月、5月と香港ナイトフライトコースを使うようになってキャセイに乗るようになりましたが、いつもA330ばかりなので、B777に乗るのは超久しぶり。というか、もしかしたら初めてかも。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020911.jpg ▲この日の機材はレジB-KPPを付けたB777-300ER。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020902.jpg ▲CXのB777に乗るのはたぶん初めてかも。

 08:20にボーディング開始。B777-300のエコノミークラスは230席前後ですが、この日はそれほど乗客は多くないようで(おかげでこのフライトに替えてもらうことができたわけですが)、長い行列ができることもなくスムースに搭乗することができました。

 僕の席は右側窓際の59K席。ふと機窓の外を見ると、隣の41番スポットに停まっていたCXのジャンボがプッシュバックを始めました。レジはB-HOVを付けています。これからどこへ飛んでいくんだろうな。
 窓からはCXの尾翼マークがずらりと並んでいるのが見えます。誰がなんと言おうと、このマークは、世界でいちばん広東料理のおいしい香港ならではの、フカヒレをデザインしたもの。このフカヒレの大ファンです。

 まだ20機以上ジャンボジェットを保有して現役で飛ばしているCXといえどもだんだん退役へ向かう趨勢は変わらないでしょうから、ぜひ機会を見つけて今のうちにCXのジャンボに乗っておきたいものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020919.jpg ▲お隣41番ゲートのジャンボジェットB747-400がプッシュバック開始。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819020915.jpg ▲CXのこのデザインといいカラーリングといいフカヒレといい、とにかく気に入ってます。