端午節は台風4号とともに（その1；朝日新聞）

▲ガラスが写り込んでてすみませんが北京発香港行き最終KA975便。

　2012年6月19日、もうすぐ端午節。

　さて、今日から6月の「端午節」の連休を利用して帰国、帰省したときのレポをUPします！中国では旧暦の5月5日を「端午節」といい（日本でいう「端午の節句」ですね）、公休日になっています。今年は6月22日だったので、23、24日の土日と並んで3連休になりました。僕はこれに20、21日の2日間有休をとって五連休にし、帰省することにしたのです。

　今回の行きのルートは、4月、5月と利用してみてすっかり気に入った香港経由のナイトフライトを三たびチョイス。こんな日程にしてみました↓。
　
　　　北　　京発　20:30　KA975(CX6893)
　　　　　　　　 　↓
　　　香　　港着　23:55
　　　　〃　　発　01:00　CX524

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　　　東京成田着　06:00
　　　東京羽田発　10:00　JAL1203

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　　　青　　森着　11:15

▲いつもどおり、北京空港でのチェックイン時に搭乗券を2枚もらいます。

　5月は香港から関空へ飛んで、伊丹発08:50のJAL2151便に乗ったら青森に10:20に着けましたが、香港発関空行きのCX566便が6月は出発時刻が20分遅くなり、関空到着が06:25になってしまい、伊丹でJAL2151便に乗り継げなくなってしまったので、今回は関空経由をあきらめ、成田－羽田経由にしたのです。

　6月19日の仕事を終えて一瞬自宅に帰って着替え、荷物を持って地下鉄と空港アクセス電車を乗り継いで北京首都空港へ。19時すぎには到着してスムースにチェックイン。成田までスルーの2枚の搭乗券をもらいます。

　実はこの日は、強い台風14号が四国沖を移動中で、弱い台風15号も香港周辺にいて、飛行機がちゃんと飛ぶかどうかぎりぎりまで心配でならなかったんですが、第三ターミナルのE20番ゲートまで進むと、そこにはもう香港ドラゴン航空のA321が入っていたので、まずはひと安心。

▲これは搭乗直後に撮った写真ですが、出発時もこんなもんでした。

　19:55、ボーディング開始。いやー、実に順調だ。僕は後方の席だったので、自分の席から搭乗直後にまず1枚、上の写真を撮ったのですが、その後シートが埋まるかと思いきや、Yクラスに乗ったのは結局合計20人くらいで、特に後方はガラ空きのまま！これはゆったり落ち着いたフライトが楽しめるぞ……(^^)。

　4月に乗ったKA975便は清明節の連休のさなかだったので満席でしたが、5月23日に乗ったKA975便と今回乗ったKA975便はどちらも空いていたので、それからわかったことは、この北京発香港行きの最終便は普段はあまり搭乗率は高くないということ。KAにとっては好ましいことではないですが、僕にとってはありがたいです(^^)。

▲機内で配られた朝日新聞。うれしいサービス！

　シートに腰を落ち着けてまもなく、20:15にドアクローズ。機内ではブランケットや新聞を配布中。客室乗務員さんが、頼んだわけではないのに、僕のところに朝日新聞を持ってきてくれました。「え？」と不思議な顔をすると、「香港ドラゴン航空では香港～北京・上海便にだけ日本の新聞を積んでるんです。遠慮なくどうぞ。」とのこと。見たところ、香港で印刷している衛星版ですね。これはありがたい。しかしちょっと待て。4月にも5月にも同じ便に乗ったけど、日本の新聞のサービスなんて一度もなかったぞ？(^^ゞ

　ちょっと気になるのは、隣のE21番ゲートに入っている同じく香港行きの19:30発KA903便がまだスポットに停まったままになっていること。もう20時を過ぎたのにどうしたのかな……

　しかしその心配もすぐに解消。隣のKA903便は20:22にプッシュバックしていきました。よっしゃー！次はこっちの番だね。KA903便は50分ほどの遅れだけど、こちらは定刻出発、順調だなあ。

　……と、そこで機内アナウンス。「グッド・イーヴニング、レディース・アンド・ジェントルメン！ディス・イズ・キャプテン・スピーキン。」といきなり機長がじきじきご挨拶。

　「Unfortunately、残念ながら、ただいま管制塔から交通管制のため出発にストップがかかりました。我慢強くお待ちください、please。」

　………ガーーーーン。北京お得意の「交通管制によるストップ」。別に雨も降ってないし風も吹いてないし、いったい何が原因か。香港での乗り継ぎ時間を考えると遅れていいのはぎりぎり40分くらいかな。なんとか飛んでほしい！ていうか、なんなのよ、北京～～（涙）。

▲ドアは閉まったものの、まだ動かず。窓からは第3ターミナルが見えたまま。