田植え直前!新緑の青森へ(その29;東京行き最終「はやて」)
▲新青森駅で発車を待つ東京行き最終の「はやて42号」。
2012年5月25日、この日も実家には泊まらず。
急行「はまなす」、寝台特急「あけぼの」ヒルネの乗車を終えてようやく青森の実家に腰を落ち着けて、といきたいところですが、もう青森を離れる日がやってまいりました(早っ!)。結局今回青森にいながらにして実家には一度も泊まらなかったことになります。やれやれ。
というわけでやってきたのは新青森駅。12番線ホームには19:33発の東京行き最終の「はやて42号」が入っておりますが車内整備中なのでまだドアは開いていません。
▲新青森駅12番線からは東京行き最終の「はやて」が出ます。
▲車内整備中につきドアはまだ開いておりません。
この日の「はやて42号」には、2003年製造のJ63編成が充当されていました。先頭1号車の車番はE223-1013です。
ホームではビジネスマンとおぼしき人々がドアが開くのを待っています。僕の印象ですが、新青森駅では到着列車の折り返しのための車内整備のときはもちろん、折り返しの車内整備がない列車も概して入線が遅く、あまり早くホームに上がると手持ちぶさたになってしまい、加えて冬の雪の日だと寒くて凍えてとてもホームにはいられません。なので、「まもなくドアが開きます」あるいは「まもなく入線します」というアナウンスが流れるまでは、早々にはホームには上がらず、下の待合室で待っている利用客のほうが圧倒的に多いような気がします。
▲この日はJ63編成。
▲ホームドアも開いて乗車開始。出発準備完了。
ようやくドアが開くと、ホームで待っていた人々もすぐに車内に吸い込まれます。出発準備も整って、ヘッドライトも点灯し、これから走り抜けてゆく前方がオレンジ色の光にぼんやりと浮かび上がっています。
「はやて42号」は東京行きの最終の「はやて」ですが、車内に乗客の姿はあまりありません。僕の乗った1号車は数人しか乗っておらず、がらんとしています。青森県内の新幹線の利用状況なんてこんなもんです。これが盛岡からは少し乗客が増え、仙台からはほぼ満席になるはずです。
▲ヘッドライトにオレンジ色に浮かび上がった前方。
▲新青森からの乗車は多くなく、僕の乗った1号車はがらんとしてます。
19:33、「はやて42号」はガラガラのまま青森を発車しました。
「はやて42号」は、七戸十和田、八戸、二戸と停車して、盛岡には20:35に到着。ここで6分停車して、「こまち42号」を後方に併結します。僕もホームにちょっと降りて深呼吸。
やはり予想どおり、盛岡からはけっこうまとまった乗車があり、だいぶ席が埋まりました。多くがワイシャツにネクタイ姿のビジネスマンです。
▲盛岡駅11番ホームに到着。
▲盛岡駅からはビジネスマンを中心にまとまった乗車あり。
「はやて42号」は、仙台からどさっと東京帰りのビジネスマンを乗せ、思ったとおりほぼ満席になりました。そして多くのビジネスマンがおつまみ片手に缶ビールを開栓するので、こちらがしらふだとあまりいい気分ではありません。まあ一日お仕事でおつかれさんですからビールを飲みたい気持ちもわかりますが。
途中仙台停車をはさんで盛岡から2時間01分、22:42に「はやて42号」は大宮駅に到着しました。僕はここで下車です。これから大塚駅前のビジネスホテルに移動して、ようやくベッドの上で横になることができます。ああ、早く横になって寝たい!
▲「はやて42号」、大宮到着。ここで下車します。