毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

田植え直前!新緑の青森へ(その17;乗りドク「ドリームカー」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819015553.jpg ▲特急で使われていたグリーン車座席がずらりと並ぶ急行「はまなす」のドリームカー。

 6月の中国湖南省レポが完結したので、5月の帰省レポを再開しますね~ヽ(^。^)丿。

 2012年5月24日、実演空弁。

 さて、いよいよ僕も急行「はまなす」に乗車します。6号車の指定席「ドリームカー」です。

 急行「はまなす」の5号車と6号車は通年で指定席車両となっており、「ドリームカー」と称されていて、かつて札幌~釧路間を走っていた夜行急行「まりも」に夜行バスに対抗するために組み込まれていた車両で、特急グリーン車座席を改造した145度もリクライニングするシートが据え付けられています。このシートに急行券+指定席券だけで乗れるのはかなりおトク。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819015559.jpg ▲特急グリーン座席を改造したシート。古いけれど座り心地はGOOD!

 発車前の車内放送で「カーペットカーは満席」との案内があり、カーペットカーの人気の高さが窺えます。3号車と7号車の自由席車も、帰宅利用の短距離乗車と思われる人などまずまずの乗車率。一方我が6号車、車番はオハ14-510ですが、札幌発車時点で10名弱とガラ空き状態。まあ乗る側としては空いていたほうがよりのびのびできてありがたいですか。

 というわけで、ここで待ちに待った夕食(さっきおぼろ昆布蕎麦を食べたけど(笑))。新千歳空港ターミナルビルで調達した、サーモンとカニの二色丼です。ビールはもちろん、サッポロ・クラシック!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819015603.jpg ▲夜行列車での弁当とビールは格別。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819015617.jpg ▲これが「実演空弁」の二色丼。カニとサーモンの組合せ。

 このサーモンとカニの二色丼は、新千歳空港ターミナルビルの「実演空弁北の味覚すず花」というお店で求めたもの。

 「すず花」さんは、作り置きのお弁当もあることはありますが、丼の大きさとトッピングを選んで注文すると、板前さんがその注文を受けてから作ってくれるというのが最大のウリ。トッピングの組合せで種類は常時60種類以上あり、さらに、例えば「サーモンも一切れほしいな」とお願いすれば追加もしてくれるので、青森市古川市場の「のっけ丼」、あるいは釧路和商市場の「勝手丼」の如きオリジナル空弁もできちゃうという臨機応変さ。注文を受けてから作るだけに、酢飯はほどよく温かく、生ウニも具材として使うことができ、作り置きの弁当とは大きく一線を画しております。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819015611.jpg ▲たっぷり敷き詰められたカニに接近。

 一番人気はウニ+カニイクラが載った三色丼だそうですが、ウニもイクラも苦手な僕は、今回はサーモンとカニの二色丼をチョイス。注文をするとさっそくガラスの仕切りの向こうの調理場で板前さんが作り始めます。そして他のおみやげ店などをぶらぶら覗いて歩いて戻って来ると、実演空弁のハイできあがり!

 せっかく北海道に来たのにおいしい海鮮を食べられなかった、でも飛行機ももう出発間近で食べてる時間もない!なんていう人には、新鮮な海産物を新鮮なまま作ったできたて弁当を機内に持ち込めて機内で食べることができて、いいかもしれないですね!

 そんな空弁を持って夜行列車に乗る人は多くないと思いますが(笑)、列車で食べてもおいしいに決まってる。ほらほら、カニもサーモンもたっぷりで、食べるの待ちきれないです~(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819015607.jpg ▲サーモンをズームアップ!列車で食べてもおいしい空弁です(^^)。