久々中国鉄路、湖南省をゆく(その10;広州白雲空港)
▲広州白雲空港出発ロビー。こちゃこちゃしてるけど北京空港より使い勝手はよさそう。
2012年6月16日、スカイチームカラー。
お昼に広州に到着した僕は知人と飲茶したりして過ごし、夕方、広州白雲空港へとやってきました。
広州白雲空港にやってくるのは11年ぶりぐらい。新しい空港ができたとは聞いていましたが、確かに僕の記憶にある白雲空港とは全然違う、巨大で近代的な空港がそこにはありました。現在の広州白雲空港は2004年に開港したもので、北京首都空港、上海浦東空港と並ぶ中国三大空港の一つで、中国南方航空のホームベースでもありますね。
▲国内線はB区のほうへ進みます。
出発ロビーはガラス張りの高い天井からの明かりで明るく、南方的な開放的な印象。ちょっとごちゃごちゃしてる感もありますが、ばかでかいばかりでユーザーフレンドリーではない北京空港から比べるとコンパクトで使い勝手がいい感じ。
出発ロビーの左右両端がそれぞれボーディングゲートのA区とB区の入口になっていて、国内線はB区のほうへ進みます。B区入口を入ったつきあたりにセキュリティチェックがあり、それを抜けると搭乗待合室エリアで、櫛の歯のようにウイングが3棟突き出ています。搭乗案内板にはずらりと出発便が並び、中国南部最大のハブ空港であることを感じさせます。
▲搭乗案内板には出発便がずらり。さすが中国南部最大の空港。
僕がこれから乗るフライトは3棟あるウイングのいちばん奥からの出発なので、そこまで飛行機でも長めながらゆっくり歩いて行きましょう。
お、スカイチームカラーのB737-800がいますね。3月に香港へ行ったとき、香港空港で見かけた汕頭行きCZ312便がこのカラーでしたが、あれと同じ機材かなあ。今回見かけたこのスカイチームカラーはB215番ゲートに入っている飛行機で、18:35発の海口行きCZ6778便のようです。レジはB-5640。その手前のB214ゲートに停まっているのは同じく18:35発のウルムチ行きCZ6884便で、レジB-5236のB737-700ですね。
北京にいると、見かける中国南方航空の飛行機はA320シリーズやB737シリーズを中心とする小さい機材がほとんどですが、広州はさすが中国南方航空のホームベースだけあって、大型機材もたくさんいます。中国で最初にA380を導入したのも中国南方航空ですし、中国国内ではかなり勢いのあるエアラインの一つです。目の前にB777が見えますが、僕も一度ぐらいは中国南方航空のB777に乗ってみたいような、そうでもないような……(笑)。
さて、いちばん奥のつきあたりのゲートにたどり着きました。B207番ゲートからの次の出発は19:00発の北京行きCZ3111便です。ゲートにはまだ飛行機は付いていません。もしかして遅れてる?
この不安を増長させてくれるのが、B207番ゲートの向かい側のゲートの18:25発北京行きCA1328便。ゲートの案内表示板に思い切り遅れるとの表示が出ていること。CZ3111便の一本前の北京行きがこんなに遅れる予定ということは、CZ3111便も遅れるってこと?
不安に感じながら、しかしいかんともしがたく、B207番ゲート前をうろうろする僕でした(^_^ゝ。
▲これから乗りたいCZ3111便が出るはずのB207番ゲート。妙に暗い。