田植え直前！新緑の青森へ（その4；またも夜行便）
▲CX566便エコノミークラスの夜食。真ん中上の四角くて白いのは冷や奴じゃないよ(^^)。 2012年5月24日、機材が新しい。
ぐるりとターミナル内をひとまわりして3番ゲートに戻り、ベンチに腰掛けて待つことしばし、01:25発関西行きCX566便のボーディングは00:55に始まりました。
機内に入ってまずびっくりは、ビジネスクラスのシート。フルフラットシートがハの字にずらりと並んでいて圧巻。エコノミークラスのシートもなんか今まで見たことない新しい感じで、すべてのシートにシートテレビがついてます。なんだなんだ？この機材はだいぶ新しいのか？
エコノミークラス。 いや、ちょっと待ってくださいよ。4月1日に香港から成田への夜行便CX524便に乗ったときは、清明節やイースターの連休でエコノミークラスがまったく取れず、泣く泣くビジネスクラスのチケットを買って乗りましたが、あのときは確か機材変更で出発が少し遅れました。なんかかなり古い機材で、ビジネスクラスも少しリクライニングするだけのいささかくたびれたシートでしたが、もしかして機材変更がなければこのフルフラットシートの機材だったのかしら？？えーっ、それはかなり悔しい。なんで僕が乗るときに新しい機材じゃないのっっ(-_-#)。
Yクラスにもシートテレビ。 このエコノミークラスのシート、背もたれの部分がなんか妙。シートの外殻とは別になっているように見えたのですが、これはシェルシートと呼ばれ、シートをリクライニングさせても背もたれは動かず、座面が前にずれることでリクライニングする仕組み。後ろの人に気兼ねせずにリクライニングできてなかなか良いです。ヘッドレストも枕を頭に当てているようで、位置も自由に変えられ、なかなか快適。
しかし、搭乗待合室に人影が少なかったわりには機内は混んでるなあ。隣の席にも早々に人が来ちゃったし、ちょっと窮屈なひと晩を強いられる感じ。ま、しかたないけど。
フライトマップ画面。 シートテレビのフライトマップによれば、香港から関西までの飛行距離は2,474km。01:11にはドアクローズになり、01:26にはプッシュバック開始。実に順調です。さっき北京からのKA975便が着陸したときと同じRWY07Lから離陸して一路関西へ向かいます。
CXは深夜だろうとなんだろうと機内サービスが行われ、KA975便ではパスタを食べたので、今回はチキンライスをチョイス。ハイネケン・ビールと赤ワインを楽しみます。隣席の日本人青年は着席するなり寝てしまったのですが、男性の客室乗務員さんが、寝てる客は寝かせておけばいいのに、容赦なく何回も「チキンライスにしますかパスタにしますか」と問いかけ、その青年も寝たいなら断ればいいのに英語ができないらしく、4回ぐらいしつこく聞かれた挙げ句、「パスタ」という単語が聞き取れたと見えて「パスタ」と答え、なんか無理矢理機内食を食べてました。ちょっと気の毒……。いらないなら僕が食べてあげるのに……（笑）。
ドリンクサービス。 さすがに少しは寝ないと翌日がしんどいので、ワインを飲み終わったところでシェルシートをリクライニングさせて睡眠タイム。何時頃だったかふっと目を覚ましてシェードを上げて外を見ると、すでに夜明けを迎えた雲上の空が白々と明るくなり始めていました。いかん、もう着いてしまうではないか。がんばって二度寝しよう。おやすみなさい。
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