田植え直前！新緑の青森へ（その3；眠らない空港）

▲午前0時台、午前1時台でも出発便がずらりと並ぶ香港チェクラプコク空港の案内板。

　2012年5月24日、乗り継ぎ。

　北京からのKA975便は定刻より20分早く23:35に香港に到着し、47番ゲートに入りました。47番ゲートはウエストホールのはずれのほうですね。

　飛行機を降りてブリッジを渡ってくると、グラウンドスタッフが乗り継ぎ案内の紙を持って立っています。この日KA975便からの乗り継ぎ客は関空行きとクアラルンプール行きだけだったみたい。

　僕が乗り継ぐ関空行きCX566便は3番ゲート。ターミナルを端から端へ大移動しなければならない感じですが、時間の余裕はたっぷりあるので急ぐことはありません。

　ターミナルのところどころにある出発便の案内ボードを見ると、0時台、1時台、2時台とまだまだ出発便は目白押し。さすがアジアのハブ空港のひとつだけあって、香港チェクラプコク空港は24時間眠ることはありません。

深夜便も目白押し。

　ウエストホールとイーストホールを結ぶ無人シャトルに乗って一気にイーストホールへ。入境審査場の手前に乗り継ぎ客用のセキュリティチェックポイントがあり、ここで次に乗るフライトの搭乗券を見せてセキュリティチェックを受け、エレベーターに乗って上階へ進むと、そこが出発階。KA975便がスポットインしてからここへ来るまで約20分、実にスムースに前進することができました。

　3番ゲートは手前から1番ゲート、2番ゲートと並んだサウスコンコースのいちばん奥。1番ゲートは01:30発のクアラルンプール行きCX791便の出発ゲートになっています。まだ出発まで1時間半あるので、ゲート前にはあまり人はいません。

1番ゲートはK.L.行き。

　2番ゲートは00:35発のロンドン行きCX255便。香港はかつてイギリス領だっただけに、CXだけでも香港～ロンドン間に毎日3便飛ばしていて、これにBAとVSの便を合わせるとかなりの便数。機材も大きく、CXの3便は、うち2便がB747-400、残り1便がB777-300での運航となっています。香港からヨーロッパへ飛ぶ便は深夜発が多く、ヨーロッパに現地時間の早朝に到着するダイヤが組まれています。

　CX255便はちょうど搭乗が始まったところで、ゲート前にはものすごく長い行列ができています。機材はB747-400ですが、満席なんじゃないでしょうか。たいしたもんですね～。

2番ゲートはLHR行き。

長蛇の列の満員御礼。

機材はB747-400。

　そうしてたどり着いたのは、イーストホールサウスコンコースのいちばん奥の3番ゲート。ここが01:25発の関西行きCX566便の出発ゲートです。出発まであと1時間20分ほどありますが、あれれ、意外に人がいませんね。今日は空いてるのかしら？空いてるならありがたいけど……　

　ブリッジにはまだ飛行機が入っていないので、空港内をもうひとまわりぶらついてこようと思います。とは言っても、だいたい深夜12時をメドに、免税品店はもちろん、コンビニなどのショップのほとんどは店終いしてしまい、退屈しのぎになるようなものはほとんどありません。アッパークラスの人々用のラウンジは24時間オープンのようですが、僕は入れないし……

関西行きは3番ゲート。

広々した3番ゲート前。

意外に人が少ないなあ。

　そんな中で唯一、出境審査場を抜けて出発ホールに入ったエリアの階上にあるフードコートのうち、いくつかが24時間営業中。おなかが空いていればここで食べ物にありつくことができます。オープンしているお店は、マクドナルドと「味千拉麺」。ま、何も開いていないよりマシって感じですかね。マクドナルドは空港スタッフも含めてけっこうにぎわってましたが。

　20分ほどぶらついて3番ゲートへ戻ると、ブリッジに飛行機がついていました。関西行きのCX566便、機材はA330-300。ゲート前はあいかわらず人が少ないけど、隣の席が空いているといいな……などと思っているうちにもうすぐ1時。搭乗開始です。

関西行き準備完了。

▲01:25発の関西行きCX566便の機材はA330-300。空いてるといいなあ。