田植え直前!新緑の青森へ(その2;またもKA975便)
2012年5月23日、空いててよかった。
搭乗開始予定時刻の20時になるのを待たずに、KA975便は早くも搭乗開始。いい調子です。
KA975便の機材はA321-200。レジはB-HTIをつけています。中国国際航空(CA)のA321ならビジネスクラスは12席しかありませんが、KAは倍の24席。さすが。エコノミークラスは148席あり、真ん中の通路をはさんで3×3列のシートがずらりと後方へ続いています。シートの色は目にも鮮やかなブルーとオレンジ。特にこのオレンジ色のシートを見るとJAS→JALが飛ばしていたMD-81シリーズの機内を思い出してしまうのは僕だけでしょうか。
KAのA321-200の機内。
JASのMD-81を思い出す。
キャプテンから飛行時間は3時間を見込んでいるとのアナウンスがあって20:20のドアクローズ、そして20:24にはプッシュバック開始。離陸は北京にしては珍しくRWY18Lで北から南へとテイクオフ。前回はRWYエンドでかなり順番待ちを強いられましたが、今回は中国東方航空の着陸機を1機待っただけで離陸でき、かーなり順調です。しかも機内はかなり空いてます。Cクラスのほうは混んでいるようですが、Yクラスのほうは4割弱の埋まり具合。前回は「清明節」の連休だったから満席だったのかな。
香港で早く降りられるようにと今回は通路側席を指定していたのですが、隣の真ん中席も窓際席も空席のままだったので窓際席へ移動。こりゃらくちんだわい(^^)。
まずは飲み物。「Can I have a beer?」と聞いたら「ちょっとお待ちください」と言われ、待つことしばし。そしてやってきたのは、プラスチックのコップになみなみと注がれた真っ白い牛乳。ミルク。え?えーーーっ??なんで??動揺しちゃって写真撮り忘れた。BEER?MILK?聞き間違えるほど似てる?まあとりあえず冷たい牛乳をゴクゴクゴク……それから赤ワインをもらいました。
前菜は鴨の胸肉の燻製とグリーンサラダ。いつもどおり、パンはちゃんと温めたのが出てきます。
ミルクの次は赤ワイン。
メインは2種類からのチョイス。一つは北京で今最も人気がある北京ダック店「大董烤鴨店」のフィーチャーによる「雪菜獅子頭配白飯(Braised Minced Pork Balls with Preserved Vegetables, Steamed Rice)」。「獅子頭」とは上海料理の一つで、大きな肉団子を醤油ベースで煮込んだもの。僕の好物です。しかし僕はさっきバーガーキングを食べてしまった。そこでもう一つのほうをチョイスすることに。
シーフードペンネ。
シーフードがたくさん。
食後のデザートは、もうすっかりおなじみになりましたが、Yクラスでも配られるハーゲンダッツアイスクリーム。今回もストロベリーが当たり、しばらく放置してちょっと溶けたところを見計らってオープン。ハーゲンダッツ、いつ食べてもおいしい。
シートテレビはないので、読書をして機内を過ごしているうちに効果開始。眼下に都会の灯りが見えてきましたがおそらく広東省のどこか。その向こうの雲の中で稲妻が光っているのが見えます。雷雲が近くにあるようです。KA975便はそれでも問題なく順調に高度を下げ、香港チェクラプコク空港RWY07Lに無事ランディング。定刻より20分早い23:35にスポットインし、もうコワイくらい順調です。
いつものハーゲンダッツ。
今回もストロベリー。
▲遠くに稲光を眺めながら降下開始。雷雲が近くても問題なし。