毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

佐賀関から長湯へ(ニッポンの秋を探して・その22)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152221.jpg ▲長湯温泉へと向かう途中で出会った清流。そろそろ紅葉、すがすがしい。

 2011年11月6日、手作り栗きんとん。

 「道の駅さがのせき」でちょっと休憩したあとは、再び国道197号線大分市内へと戻ります。次の目的地はいつもの長湯温泉。

 カーナビ任せにしていたので、国道197号線をどこで離れてどこをどう通ったのかさっぱり記憶がないですが(^^ゞ、最終的に入り込んだのはたぶん国道442号線。「今市街道」と呼ばれるこの道路はなかなかの山道で、道幅も狭く、途中に集落もあまりないので、カーナビがあっても「迷ったのでは?」と思わせるに十分(^^)。途中、小川のせせらぎもある森の中を通るようなところもあり、まるで走りながらにして森林浴。11月に入ったというのに紅葉はまだあまり見られないようですが、対向車も追ってくる車もほとんどないので、ちょっと車を路肩に停めて降り、すがすがしい空気を胸いっぱいに吸い込みました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152217.jpg どこだかよくわからないが、

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152225.jpg たぶん国道442号線

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152230.jpg なんと爽やかな山の中。

 佐賀関ふるさとまつりが楽しくて思いの外時間を費やしてしまい、長湯温泉には計画していたのよりだいぶ遅れて到着。このブログでは何回も登場していますが、長湯温泉の定宿は「丸長旅館」。今回もお世話になります。

 部屋に通されると、まずはお茶で一服。手作りのお菓子も供されますが、秋の深まる時期ということで、今回は手作りの栗きんとん。甘すぎず、ほっこりとして、にんまりするほどおいしいです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152235.jpg 丸長旅館でまずは一服。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152242.jpg 秋らしく栗きんとん。

 部屋の窓からは、すぐ目の前を流れる芹川が見えます。もう雨は降っていませんが、この一帯もお昼まではずっと雨が続いていたとのことで、芹川の水かさはだいぶ増しているようです。天気はどんよりと曇ったままで、このまま日暮れを迎えてしまいそう。

 夕食の時間を7時にしてもらい、明るいうちに散策に出ることに。下駄を突っかけて、ぶらぶらと芹川にかかる橋をわたります。うん、確かに水かさが増していて、白い波も立っている。秋雨に濡れてしっとりとした長湯温泉の夕暮れです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152247.jpg 窓の外は芹川の流れ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818152252.jpg ▲どんよりと曇っているけど雨は上がったみたい。下駄をつっかけて散歩。芹川の橋の上から。