A380で行く魅惑の香港・マカオ3泊4日(その24;香港島の夜景)
▲雲がどんどん低くなってきて白くかすむ香港島の夜景。
2012年3月20日、カオルンをそぞろ歩く。
しかし香港最終日、出かけないともったいない。晩ごはんも食べないといけないし。しかたがないから重いおしりを持ち上げよう!
ホテルを出てすぐ海側の道路を渡るとチムシャツイ・プロムナード。九龍半島の先端尖沙咀地区の最南端スターフェリー埠頭からずーーっと海べりに尖沙咀東区(チムシャツイ・イースト)のはずれまで続く遊歩道で、香港のベスト・デートスポットの一つ(^^)。さっきワンチャイからスターフェリーで渡ってきてホテルへ行くときも通ったけれど、今度は夜景を眺めながら、このプロムナードを歩きます。
ワンチャイあたり。
もやはますます濃くなり、もうすぐ空から何か降臨してきそうな雰囲気(笑)。こういうはっきりしない天気は香港ではごくごく日常ですが、まだ3月ということで気温も湿度もそれほど高くないのがまだ救い。外を歩いていてもちょうどよいぐらいで、海風に吹かれると肌寒ささえ感じます。
もやっているせいで夜景はくっきりしませんが、ネオンの明かりがもやに映って幻想的な雰囲気を醸し出していてこれはこれで楽しめます。ワンチャイから銅鑼灣(コーズウェイベイ)にかけての繁華街地区に建つビルのネオンは赤や黄色を中心に色とりどり。一方、金融、ビジネス、政府機関街が集中する中環(セントラル)地区の夜景は地味ですね。
こちらセントラル地区。
チムシャツイ・プロムナードを途中まで歩いてから北上し、以前香港に住んでいたときから頻繁に食事に行っていたレストラン「竹園海鮮飯店」のキンバリーロード店で晩ごはんを食べます。以前は上環の香港マカオフェリーの近くに店舗があり、そちらによく通っていましたが、その後その店は閉まり、キンバリーロードのほうへ移ってきました。以来僕はもっぱらこのキンバリーロード店へ足を運んでいます。
海鮮がメインの広東料理をたっぷり食べたあとは、チムシャツイのメインストリートであるネイザン・ロードなどを腹ごなしも兼ねてぶらぶら散歩。ああよく食べた。
ネイザンロードの南端。
ネイザンロードをその南端まで歩くと、その西側の角にはひときわ重厚な建物が。それはもう知らない人はいないであろうペニンシュラ・ホテル。開業は1928年12月11日。当時の建物は現在もそのまま使われています。ロビー脇の「ザ・ロビー」で提供されるアフタヌーンティーはあまりにも有名。僕はもちろん、泊まったこともなければアフタヌーンティーをいただいたこともありません!(`ヘ´) ムネハリ。
ペニンシュラ・ホテルをあとに、ホテルへ戻ります。これでほぼ全部の香港日程はおしまい。あとは部屋で夜景を見ながら就寝前のビールでも飲んで、翌日は空港へ直行です。
▲香港を代表するランドマークの一つ「ザ・ペニンシュラ」。いつか泊まれるかしら?(笑)