A380で行く魅惑の香港・マカオ3泊4日(その23;ビクトリアハーバー)
▲九龍サイドからビクトリアハーバー越しに眺める香港島。実に「ホンコン」って感じ(^^)。
2012年3月20日、ハーバービューに泊まる。
ワンチャイからスターフェリーに乗って九龍サイドに移動しました。やっぱりスターフェリーはいいなあ。まだ3月なのに船内を吹き抜ける風が実に心地よい。ビクトリアハーバーには地下鉄の海底トンネルも車の海底トンネルも通っていますが、海上を走るスターフェリーもれっきとした通勤手段で、朝夕はとても混雑します。船のある日常生活っていうのも悪くないだろうなあ。
チムシャツイのスターフェリー埠頭から海べりに長くのびるチムシャツイ・プロムナードを荷物をごろごろと転がしながら歩くことしばらく、ようやくホテルにチェックイン。香港最終日の一泊はどーんと奮発してカオルン・シャングリラのハーバービュールームなんです♪。
案内された部屋に入ると、突き当たりの大きな窓からはビクトリアハーバーとその向こうの香港島の景色が目の前に広がります。これこれ、これが香港の楽しみの一つなのだ!
窓の外はすぐ海です~。
ビクトリアピークから眺める「100万元の夜景」はもちろん素晴らしいですが、山の上からでなく、下界で見る夜景なら、香港島側から九龍半島側を見るのではなく、九龍半島側から香港島側を見たときの夜景のほうが格段に美しい(と僕は思っとります)。
そこで、たまには奮発して九龍サイドのホテルのハーバービューにお泊まりになることを皆様にお勧めいたします(^^)。部屋にいながらにして香港の夜景が手に取るように楽しめるんですから奮発するだけのkちはある。九龍サイドの最も海に近い位置で夜景が楽しめるのはインターコンチネンタル・ホンコン。昔のリージェント・ホテルです。もちろんお高いですが、それだけの価値はある。
しかし今回は諸般の事情から、少し東寄りにあるカオルン・シャングリラに決定。ここは初めて泊まりますが、部屋も広いし眺めはいいし、中国茶のセットにウエルカムフルーツのキウイも置いてあって、窓際のソファーにいったん座ってしまうと、もうどこへも行かなくてもいい気持ちになっちゃいます。
お茶セットがかわいい。
部屋はかなり広いです。
お茶セットでお茶を淹れ、窓からの景色を見ながらまったりします。窓の下のビクトリアハーバーをゆっくりとスターフェリーが走っていきます。
しかし天気はあまりよくなさそう。香港に着いた3月18日は香港にしては珍しいほどのくっきりとした晴れでしたが、そのあとだんだんともやってきて、もうして窓から眺めている間にも、そのもやがますます空から降りてきて、ビクトリアハーバーの視界はだんだん悪くなってきているもよう。
スターフェリーが行く。
ますます白くなってきた。
実質的に香港最終日なので、こんなところでまったりしてないで外へ出かけてもっとほかのものを見て歩いたり買い物したりしたらよいと思うのですが、この景色を前にしてしまうともうどうしても立ち上がれない!
そうこうしているうちに日が暮れてきました。この日は春分。夜が長かった冬が終わり、だんだんと日が長くなり始めるとは言えまだ3月、まだけっこう早い時間から暮れ始めます。暮れ始めるにつれてネオンがぼちぼちと点灯されます。ビクトリアハーバーの夜景の始まります。これじゃますますここから動けないな!(笑)
▲ぼちぼちとネオンが点灯され始め、ビクトリアハーバーの夜景がスタート!