毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

A380で行く魅惑の香港・マカオ3泊4日(その20;香港ファストフード)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818161720.jpg ▲汁なしのノド詰まり感がたまらない「撈麺」。香港ファストフード代表格のひとつ。

 2012年3月19日、しゃきしゃきレタス。

 マカオへの充実の半日トリップから香港へ戻ってくるともう夜8時過ぎ。香港マカオフェリーターミナルのある上環駅から地下鉄でホテルのある灣仔まで戻ってくると夜9時近く。でもまだ晩ごはんを食べていない。マカオでは土産物屋で杏仁餅と干し肉を試食してコンビニで買った缶ビールを立ち飲みしただけです。

 それでは、とホテル近くで目に付いた麺屋に立ち寄ることにしました。実は香港に来たらこの手の麺屋に寄らないわけにはいかないので、そのチャンスが巡ってきて僕はとてもウレシイ(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818161741.jpg 夜遅くまでやってます。

 こちらは「「泉記(Tsuen Kee)」というお店。看板には「馳名魚蛋粉」と特に記されているとおり、看板メニューは魚のすり身団子入りのスープビーフンのようですが、普通の麺ももちろんあります。ただもうここは本当に麺専門店。ご飯物やお粥などはありません。

 香港に来たらゼッタイ食べなくちゃいかんものの筆頭は「鮮蝦雲呑(えびワンタン)」。雲呑麺にして食べるもよし、「浄雲呑(ワンタンのみ)」で食べるもよし、つるりとしたのどごしの薄い皮とプリップリのえび、そしてダシのきいたスープとしゃきしゃきの添え野菜、どれをとっても、たまりません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818161714.jpg ワンタンのみの一碗。


 香港で普通に食べられている麺は、色は日本のラーメンと似てわりと濃い黄色ですが、ずっと細くてちりちりしています。その食感は実にしこしこして歯ごたえがあり、僕はもうこの麺が大々々好物。

 いつもは雲呑麺で食べるのですが、相方がワンタンを注文したので、僕は「撈麺」をチョイス。「撈麺」とは汁なし麺のことで、茹でた麺を湯を切って平皿に盛り、付け合わせを添えただけのもの。僕は「双丸撈麺」を注文。魚のすり身団子とイカのすり身団子の2種類が付いてくるやつです。オイスターソースが皿のへりに載せられて、これを麺やすり身団子に付けて食べます。ただでさえしこしこ食感のこの麺、つるつるとはしていないので、スープの中に入っていないとノド詰まり感が増すのですが、僕はこのノド詰まり感がたまりません(^^)。なお「撈麺」には、ほぐし用のスープが必ず一碗付きます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818161729.jpg ノド詰まり感がGOOD。

 そして必ず注文するのがゆで野菜。お昼の飲茶のときに「芥蘭(ガイラン)」を食べたので、今回はレタスを注文。中国料理ではレタスに火を通して食べるのはごく普通です。こちらにもオイスターソースがたっぷりとかかってきます。しゃきしゃきして実にウマイ。ただ、ワンタンのスープにも撈麺の上にも少しですがレタスの葉っぱが添えられていて、かぶっちゃったのが失敗。おいしいからまあいいか。

 さて、長い一日でしたが充実してました。コンビニで飲料を調達してホテルへ戻ります。早く休んで翌日に備えよう!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818161734.jpg しゃきしゃきのレタス。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818161738.jpg ▲ワンタンをリフトアップ!このお店のスープはほぼ無色だけどしっかりおいしい!