強風の清明節に帰省した(その15;ぎりぎり欠航ちょっと前)
▲青森行きJAL1203便のMD-90。後方は明け方にロスから着いたDL635便かな。
2012年4月3日、風、ますます強く。
初のRWY23着陸を経験しつつ08:47に羽田空港に到着した僕は、ターミナル間無料連絡バスに乗ってすぐに第1ターミナルへ移動。このあと10:00発の青森行きJAL1203便に乗り継ぐのですが、これなら余裕です。
ただ、乗り継ぎ便のターミナルが違うのはやはり不便ですね。時間もかかるし、荷物が大きいとけっこうしんどい(航空会社が違ってもスルーチェックインはできるようですが)。今年2月にJALで青森→羽田→小松という乗り継ぎをやりましたが、羽田では乗り継ぎ時間が25分しかなくてもOKでした。25分でOKなら便利ですよね~。
ただ、乗り継ぎ便のターミナルが違うのはやはり不便ですね。時間もかかるし、荷物が大きいとけっこうしんどい(航空会社が違ってもスルーチェックインはできるようですが)。今年2月にJALで青森→羽田→小松という乗り継ぎをやりましたが、羽田では乗り継ぎ時間が25分しかなくてもOKでした。25分でOKなら便利ですよね~。
羽田空港19番ゲート。
JALのほうのチェックインもさくさくと済み、青森行きがよく使う19番ゲートへ前進。この日の機材は元JAS機のMD-90、青森空港利用者にとっては昔からなじみの機材です。聞くところでは、MD-90の完全退役も近づいているそうですね。
搭乗も順調に進み、定刻よりやや早い09:57に出発。羽田空港周辺は強風が吹くということもなく、離発着に支障は生じていないようです。RWY16Lから離陸し、RWY23にファイナルアプローチする飛行機を眼下に見ながら左へ大きく旋回しつつ高度を上げ、青森を目指します。
まだ一面雪景色。
秋田上空へ抜けるまで雲上飛行が続きましたが、フライトそのものは極めて順調で、気がつけばもう高度が下がり始めています。
北からのアプローチなら、青森空港到着時の楽しみというか醍醐味というか、陸奥湾上での大旋回が楽しめるので、青森市内や浅虫の海岸がよく見える右側の窓際席を指定していたのですが、この日はどうも南からRWY06へのアプローチのようです。
RWY06へのアプローチなら、そのまま高度を下げていけば着いてしまいます。眼下には弘前市、黒石氏氏、浪岡町(現青森市浪岡)など津軽平野に広がる町々が広がります。左側なら津軽富士岩木山も見えているかもしれません。もう4月に入りましたがまだ一面の雪景色です。春はまだ先のようですね。
田舎館村上空。手前平川。
青森には定刻より15分も早く11:00に到着。富山から羽田経由で青森までとても順調に移動してくることができました。
ところが、この頃既に他の地方は暴風(というより激風?)やステルス豪雨でたいへんなことになっていました。富山~羽田便は僕が乗ったANA882便の2本あとのANA886便から、羽田~青森便は僕の乗ったこのJAL1203便のあとの1205便から全便が欠航になってしまったのです!羽田空港上空の強風の影響が原因とのことですが、影響は航空便だけではなく、様々なところに及び始めていて、春の「爆弾低気圧」がこのあと日本海を縦断していくのでした。ぎりぎりのところで予定どおり青森へ帰ってくることができて本当によかった。僕はほっと胸をなで下ろして市内へと向かいました。