毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

強風の清明節に帰省した(その2;香港行き最終便)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013410.jpg ▲北京空港E22番ゲートで出発を待つ香港行き最終便KA975便。

 2012年4月1日、エル・アルもいた!

 北京発香港行き香港ドラゴン航空KA975便はE22番ゲートからの出発です。

 KA975便は普段はA320-200での運航ですが、日曜日だけはA321-200になります。E22番ゲートへ前進してみると、ブリッジには既にA321-200が付いています。折り返しでKA975便になるKA974便の到着は19:15ですから、遅れずに飛んで来たものと思われます。香港での乗り継ぎ時間が65分しかないので、定刻どおりに飛んでもらわないと困るのですが、この調子ならだいじょうぶでしょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013403.jpg E22番ゲートにKA975便。

 KAのA321-200はCクラス24席、Yクラス148席の172席仕様。A321はANAが既に全機を退役させてしまいましたが、僕にとっては北京~羽田線に就航している中国国際航空の機材がA321なので比較的乗り慣れた機材ではあります。

 搭乗開始予定時刻は20時。もうまもなくです。

 ところが。

 隣のゲートにもKAの飛行機が停まっています。19:30発のKA903便がまだ出発していないようです。いやな予感。KA903便は20時を過ぎた頃にプッシュバックになって出発していきましたが、この遅れがこちらにも影響しないといいのですが……

 この不安は現実のものとなり、KA975便のほうの搭乗がいっこうに始まりません。おいおい、だいじょうぶか?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013415.jpg 搭乗が始まらない。

 所定出発時刻5分前の20:25になってようやくボーディング開始。うーん、これならそれほど遅れずに済むかな?と楽観的に思いながら僕も搭乗。Yクラスの前から2列目の23K席がこの便の僕の席。

 窓からは、日本では定期便では見られない機体が見えます。エル・アル・イスラエル航空です。レジに4X-EARを付けたB767-300ERです。エル・アルはテルアビブ-北京線に週2便飛ばしていて、LY095便がテルアビブ22:55発で北京着が翌日の13:30、折り返しのLY096便が北京発22:00でテルアビブ着が翌朝の04:00というスケジュールになっています。エル・アルは搭乗までのセキュリティチェックがものすごく厳しいことで有名ですが、そのせいか、香港や北京では定期便として見かける機体とは言え、乗ってみたいという気持ちにはあまりならないです。やっぱり怖そうだもの……。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819013421.jpg ▲北京22:00発のテルアビブ行きエル・アルLY096便。KA975便の機内から。