ニッポンの秋を探して(その17;JR九州ウォーキング)
2011年11月5日、スタンプ一個。
臼杵竹宵の竹ぼんぼりや竹オブジェの飾り付けを満喫し、般若姫行列も見物して、なんとか雨には降られずに、竹宵を楽しみました。来た道をゆっくり臼杵駅へと歩き、「JR九州ウォーキング」のテーブルへ行って、これで何か景品がもらえるぞと思って誇らしげに「いってきました!」と言ったらば、「おかえりなさい、じゃ、スタンプ押しますね」。………え、それだけ?えっ?……JR九州ウォーキングは1コース1ポイント(スペシャルコースは2ポイント)で、10ポイント、20ポイントがたまると景品がもらえるという仕組みでした!がくっ!_| ̄|○ まあマップとかもらえたからいいけど。
というわけで夜の臼杵駅。
大分までの切符を買って改札を通り、跨線橋を渡って2/3番線ホームへ下ります。臼杵駅の駅前ロータリーには国宝臼杵石仏の大きなレプリカがありますが、2/3番線ホームには石仏のお顔だけのレプリカがあります。今回は竹宵だけの臼杵になり石仏へはお参りに行けなかったのがちょっと心残り。ホームにあるのはレプリカですが、この石仏さまに向かって心の中で手を合わせ、次回はちゃんとお参りすることを誓います。
臼杵駅ホームの石仏。
20:48着、20:51発の佐伯始発大分行き普通列車1654Mが静かにやってきました。このあたりもすっかり811、813、815、817系とかいう車両に置き換えられてしまったかと思っていましたが、415系もまだまだ健在で、うれしいです。
1654M、しばし停車。
1654Mは、20:51発の5025M特急「にちりん25号」と交換するため、3分ばかり停車します。臼杵竹宵を見に来たそれなりの人数の人たちがホームで待っていましたが、ドアが開くとすぐに乗り込み、ホームはあっという間にひっそりと静まりかえりました。臼杵駅は町の中心部にあるわけではないので駅の周辺に明かりは乏しく、周辺の闇の中から晩秋の気配がホームにしっとりと漂ってくるようです。
1654Mの佐伯方最後尾車両はクハ411-225。ホームで待っていた人たちが全部乗り込んでも車内は空席が目立ちます。夕方前に大分を出たとき、強風だか雨だかで日豊本線の一部に遅れが出ていたようだったので、このとき「にちりん25号」とちゃんと交換したかどうか記憶がありません。1654Mは静かにドアが閉まり、臼杵を発車しました。終点大分到着は21:38の予定です。
晩秋の臼杵の闇は濃く。