毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

厳冬の青森へ雪かき帰省(その13;谷地温泉で朝風呂)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012557.jpg ▲一夜明けた谷地温泉にはまた新雪がこんもり積もってました。

 2012年2月1日、朝風呂というぜいたく。

 谷地温泉の夜が明けました。でも部屋の窓にベニヤ板が打ち付けてあるので部屋の中は真っ暗のままです(^^ゞ。温泉宿で目が覚めたら、朝風呂に行くに決まっています。温泉で朝風呂、最高の贅沢です。

 長い廊下を抜けて浴場へ。他には誰もおらず、またも貸し切りです。中は前夜同様湯気がもうもうと立ちこめていますが、日の光がうっすら差し込むので、前夜よりはましな写真が撮れたかな。

 「入浴の仕方」に忠実に従い(^^)、まず「下の湯」に浸かります。30分ってとこでしょうか。それから「上の湯」に浸かります。熱いです。しみます。

 洗い場で体洗って髪洗って歯磨きして、再び「上の湯」に浸かって仕上げです。ああ気持ちいい。朝風呂なのにたっぷり1時間以上、なんてすてきなんでしょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012541.jpg 湯気が立ちこめる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012546.jpg こちらは「上の湯」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012551.jpg 板塀の向こうが洗い場。

 風呂上がり、TVで朝のニュースなど見ながら敷きっぱなしの布団の上に寝っ転がってしばしまったり。いかん、また眠ってしまいそうだ。なんとか体を起こして、朝食に向かいます。本館宿泊棟とは帳場をはさんで反対側にある食堂で、前夜の夕食同様合宿みたいなごはんをいただきます。ごはん、味噌汁はおかわり自由。写真を撮るのはすっかり忘れてしまったけれど、朝からがっつり食べますよ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012606.jpg 帳場も朝の活動開始。

 体がまだぽかぽかしているので、冷たい空気を吸い込もうと、朝食を済ませたその足で外へ出てみたら、いやーーん、降ってる降ってる、雪がのっつのっつと降ってます。ひと晩でまたかなり積もったみたいだな。

 谷地温泉は、もともとあった一軒宿がいったん廃業し、2008年に伊東園ホテルグループが経営を引き継いで今に至っているのですが、これまでどうだったかはわからないものの、今年については2011年11月30日をもって冬季休業になるとの案内があったのち、それが撤回されて、冬季も通常営業となったようです。これだけ雪が降る場所なので除雪や物資運搬などの負担は大きいと思いますが、真冬に谷地温泉を楽しめるのはなんともありがたい。今後も通年営業を続けてもらいたいものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012602.jpg 谷地温泉旅館の玄関口。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819012610.jpg ▲外はひたすらしんしんと降る雪ばかり。ひと晩でまただいぶ積もったみたい。