毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

八食センター七厘村again

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011726.jpg ▲自分で好きなものを好きなだけ焼いて食べられるのが魅力の八食センター七厘村。

 2012年1月28日、ホッキ貝が、旬!

 ようやくようやく青森の寒波も一段落でしょうか。今日(2月13日)、久しぶりに気温がプラスになったとか。まだまだ3月いっぱいぐらいまで雪に降られる覚悟ではありますが、そろそろ少し緩んでくれないと……

 それでは今日は、寒波が最も厳しかった頃に大雪の津軽を抜け出して八戸の八食センターへ行ったネタをお届けします(^^ゞ。

 1月28日、富山の友人一家が青森へ遊びに来てくれました。前夜発の「日本海」で来る予定だったのが運休になってしまったため、急遽旅程を変更し、夜行バスで仙台へ出て仙台から「はやて」というコースで青森入りすることになったので、「はやて11号」の到着に合わせて新青森駅へ出迎えに行きました。新青森駅周辺にもこんもりと雪が積もっています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011758.jpg 新青森駅前も深い雪。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011705.jpg 待合室はあたたかーい。

 「はやて11号」で無事青森へ到着した彼らを迎え、レンタカーを借りて出発です。最初は市内をちょっと回り、それからイザ八戸へ。新幹線なら25分で行けるのに、彼らがどうしても車で行きたいっていうから、吹雪で視界不良のみちのく有料道路をひた走って、なんとか八戸市内へ突入。遅めのランチを久しぶりの八食センター七厘村で食べることになりました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011712.jpg まずはホタテから。

 七厘村は、大人一人300円で2時間、七厘セットを貸し出してくれるエリア。八戸市民の台所八食センター内で売っている食材を自由に買ってきてその七厘で焼いて食べるシステム。新鮮かつワイルドで、何を食ってもウマイ。まずは旬のホッキ貝、そして定番ホタテ貝といきますか。市場内には肉屋もあるので、もちろん焼き肉も可能。味付ホルモンを買ってきて、ホタテの脇で豪快にホルモンを焼きます!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011717.jpg 焼く前のホタテとホッキ貝。

 市場内にはもちろん新鮮な刺身類も売ってます。焼いて食べるだけが七厘村じゃない。七厘の火にあたりながら、ホタテとホッキ貝の刺身をぱくつき、網の上のものが焼けるのを待つというのもオツなもの。友人のお父さんが奮発して、身がたっぷり詰まった極上の毛ガニを一匹ごちそうしてくれました。毛ガニやのおばちゃんがわざわざ目の前で4人分にさばいてくれて、しばし毛ガニにむしゃぶりつきます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011738.jpg 味噌たっぷりの毛ガニも堪能。

 市場内では七厘村用の食材をセットにして扱っているお店も多く、七厘村を利用しやくすくなっています。僕が追加投入したセットは1,500円で、ホタテ、エビ、大きなアサリ、ホッケ一夜干しの切り身、そしてイカイカのゴロはアルミ皿にぶつ切りで入れてあるので、そのまま網にかけることができるようになってます。これを次々に炭火の網の上に置いて焼いていきます。どれもこれもウマすぎです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011730.jpg 1,500円の七厘村セット。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011744.jpg 次々と網の上へ。

 ホッケは脂が多いので、炭火にかけると白煙が立ち上ります。ハンパじゃないです。隣の客だけではなく、周辺の客全員が白煙に巻かれてけっこう迷惑です(笑)。しかしこれが八食センター七厘村の醍醐味。誰が何をどう焼こうと文句を言ってはいけない。気がつけばホッケの皮は真っ黒焦げだ。しかしウマイ。イカのゴロも熱くなったので、これに焼いたイカを絡めて食べると天下一品。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011749.jpg どんどん食べ頃に。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011754.jpg ホッケもいい色に焼けました。

 八食センターは、大きく言って市場棟と食堂が並ぶ「厨スタジアム」に分かれていて、七厘村で焼いたり食べたりするものは基本的には市場棟の各店舗から購入してきますが、「厨スタジアム」内の食堂では店頭に弁当や寿司、惣菜を並べて売っているところも多いので、主食系はそこから購入してくることもできます。中でも「勢登鮨」の店頭に並ぶ寿司や惣菜は値段の安さ、種類の豊富さ、味のうまさ、どれをとっても他店に退けを取らないスグレモノばかり。にぎり寿司からスパゲティ・ナポリタンまで幅広い品揃えの中から僕が今回選んだのは、トロサバの握りと旬のホッキ貝の握り。激ウマ。しかもめちゃくちゃ安い。何回でも行きたい八食センター、何回でも体験したい七厘村、みなさんも「はやぶさ」に乗って遊びにきてくださいね!(あっ、「はやぶさ」は八戸にほとんど停まらないんだったーーー(涙))。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011721.jpg八食センター1階「厨スタジアム」内「勢登鮨」さんのトロサバ握りは安くて絶品。