毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

初エティハドで秋のニッポン(その15;浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011502.jpg ▲「はやて86号」の車内で「青森県むつ湾発浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし」をオープン!

 2011年10月7日、駅弁で腹ごしらえ。

 さて、新青森から「はやて86号」に乗った僕ですが、大宮からは自由席争奪戦が待っているので、大宮以降は食事をする機会がないかもしれない。早めに腹ごしらえをしておくに限る。というわけで、今回は新青森駅で駅弁を購入しました。駅弁「小唄寿司」でおなじみ吉田屋さんの「青森県むつ湾発浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし」です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011456.jpg やっと手に入れた。

 実はこの駅弁、ずいぶん前に、ひつまぶしと言えば愛知、その愛知の友人に「東北新幹線全線開業を機に新しい駅弁ができたんだって?海鮮ひつまぶしだそうだから、絶対食べてみて」と言われていたのですが、どうも手に入れることができずにいました。

 今回、新青森駅1階「あおもり旬味館」の駅弁コーナーに積まれてあるのを発見し、ついにこれを手に入れることができたのです。何がどうひつまぶしなのか、包装箱を見ているだけではわかりません。包装箱には「大粒浜焼きホタテ」「いくら醤油漬け」「味付けめかぶ」「ホタテ潮汁」というふうに食材が書いてあるだけです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011506.jpg 味付けめかぶ投入。

 食べてみてわかったことは、この駅弁は食べ進めるに従ってだんだん見栄えが悪くなる駅弁だったということです(笑)。こうして写真付きの記事で紹介してみるとそれがよくわかる。

 フタをとると、そこには本当に大粒なホタテの貝柱とイクラの醤油漬け、そして大葉の千切りが少々、しょうゆご飯の上に載っています。これだけで十分おいしい。まずはこれを少々食べます。

 ひつまぶし方式なので、次に味付けめかぶの袋の封を切って食べかけのごはんの上にかけます。めかぶ大好きの僕にとってはこれもなかなかよろしい。この段階でまた少々食べる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011512.jpg 続いてホタテ潮汁投入。

 続いて、もう一つの袋に入っているホタテ潮汁をさらにその上にかけます。ホタテ潮汁はほぐした貝柱が少々入ったどろっとした汁で、これをかけることで潮の香りと味がぐっと深まり、更においしくなるんですが、やっぱりこれひつまぶしでしょう?かきまぜて食べなくちゃ、とガンガンかきまぜてみたところ、見た目が悪くなりました(T_T)。

 でもですね、めかぶのネバネバが潮汁やごはんとよく絡み、スプーンで一気にがつがつと食べられるようになり、おいしいです。あんかけチャーハンみたいな感じになった。

 箱の中には食べ方を書いた紙も入っていて、今回はそれに従って少しずつ食べては次なる具材を足していったけれど、他の方のブログを拝見すると、最初から全部載せで召し上がってる方もいらっしゃいます。それはそれでアリかも。とにかくコレ、今青森でわりと人気の駅弁らしいです。僕はそれでもやっぱり伝統的な「小唄寿司」のほうが好きかな。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011517.jpg かきまぜてみた。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819011523.jpg ▲だんだん見栄えが悪くなっていくのがこの駅弁の宿命。でも磯の香りを満喫できておいしいです。