初エティハドで秋のニッポン(その14;自由席争奪戦)
▲新青森駅で発車を待つ「はやて86号」。臨時「はやて」に乗るのは2010年年末以来か。
2011年10月7日、走った、走った。
実家でなんだかんだやっている間に、もう青森を離れる日が来てしまいました。青森を離れるときはいつも寂しくなってしまいます。
青森を離れるための列車は新青森15:07発の「はやて86号」。昨秋、金曜日限定で何日か設定された臨時列車です。9月23日から東北新幹線全線が震災特別ダイヤから通常ダイヤに戻り、これから東北地方は紅葉シーズンを迎えるというところです。
珍しく臨時列車で出発。
通常ダイヤが復活。
「はやて86号」の7号車17番E席に陣取って新青森駅を出発です。八戸停車のあとは盛岡。盛岡到着16時ちょうどです。
盛岡では、たまには「こまち」の連結風景でも見学しましょうか。「はやて86号」到着の4分後、「こまち86号」が近づいてきて、きわめてスムースに連結が完了しました。
そう言えば、11月からは一部の「やまびこ」にもE5系が投入されたので、今ではE5系と「こまち」の連結風景も見ることができるんですね。「こまち」のE6系投入までの過渡期のみに見られる風景として、僕も見ておきたいですね(E6系っていつ投入ですか?(^^))。
スタンバイOK。
「こまち86号」接近。
このままがっちゃんこ。
こうして「はやて86号」の移動は順調にいったんですが、このあとがたいへんだったのよ。
「はやて86号」の大宮到着は18:10。僕はここで下車です。このあと僕はまた富山へ行きたいのですが、この日は特になんの変哲もないふつうの金曜日なのに、なぜか上越新幹線や「はくたか」の指定席が軒並み全滅。この週末はなにか特別なことでもあったのでしょうか?
そこで僕は大宮から自由席をゲットしていかねばなりません。まずは18:18の「Maxたにがわ421号」から。「はくたか」に接続するのはこの一本あとの18:38発「Maxとき341号」ですが、それで行ったら越後湯沢でどれほどの混乱が待ち受けているかと思うととても乗れない。せめてちょっとでも早く着きたいと思っての「Maxたにがわ421号」です。
「Maxたにがわ421号」も、普通車全車自由席で16両編成なのに、大宮到着時で空席はほんのわずか。びっくりです。なんとか空席を見つけて座ることはできましたが、どうしてこんなに混んでるの?
「Maxたにがわ421号」の越後湯沢到着は19:22。ドアが開くなり一斉に猛ダッシュ!めざすは19:39発の1024M特急「はくたか24号」です。とにかく走ってなんとか空席をゲット!窓際はもう無理だった。でも座れるだけでもよしとしよう。
そんなこんなで通路、デッキも立ち客でいっぱいになった「はくたか24号」は19:39定刻に越後湯沢を発車しました。通路が人でぎっしりなので車内販売もやってきません。とほほ。
とまあこんなふうにして僕は富山まで行ったのですが、やっぱり指定席ってありがたいですね。自由席争奪戦をやっていた部分はそんなわけで写真はありません。あしからず!
▲「はやて・こまち86号」で盛岡を出発したあたりで見えた秋の空。