9月、台風、飛行機旅（その7；ANA885便）

▲離陸後すぐに見える東京ディズニーリゾートはもうすっかりおなじみ。

　2011年9月9日、今回は素直にRWY20。

　それでは羽田発富山行きANA885便に搭乗します。6日前の9月3日にANA887便に乗ったときはバスでの搭乗でしたが、今回はちゃんとブリッジからです。13:05の定刻出発でプッシュバックが始まると、窓の外のタクシーウェイを走っていくジャンボジェットB747-400が見えました。やっぱりかっこいい。いつまで活躍できるのかな。

富山行きANA885便。

あ、ジャンボだ！

　この日も青空が広がるいい天気。残暑の厳しい一日です。RWY16Lから離陸し、RWY23に下りてくる小さな機影を見下ろしながら大きく左旋回して高度を上げていきます。真下に東京ディズニーリゾートが見え、やがていつものように旧江戸川、荒川、そして東京湾、その向こう千葉方面の沿岸まで見渡せます。しかしそのあとはすぐに雲上飛行になり、富士山は雲の上にちょこっと頭を出しているのがちらっと見えただけでした。

東京湾岸エリア。

富士山はちょこっとだけ。

　ANAの国内線はほとんどのドリンクが有料になってしまい、コーヒーも300円出さないと飲めません。しかし、今回発見したのは、国内線第2ターミナルの搭乗待合室には北ピアにも南ピアにもスタバがあるということ。搭乗直前に買って持ち込めば、熱くて量の多いスタバのコーヒーを機内で飲めるので、今回実践してみました。機内で小さい紙コップ一杯のぬるいのを買うよりずっといいです(^^)。

　羽田から飛ぶと富山はあっという間。スタバのVENTIサイズだと飲みきらないうちに着いてしまいそうなぐらいです。

　いつものとおり、いったん日本海上に出た飛行機は、かなり能登半島に接近してから大きく右旋回し、青い海を見下ろしながら富山市内へ戻ってきます。天気は良好ですが、立山連峰のあたりには雲がかかっていて、今回もよく見ることはできません。立山連峰をしっかり眺められる機会というのはほんとに少ないんだなと実感します。

日本海上で右旋回。

長く延びる海岸線。

　9月3日に来たときは思いもかけずサークリングアプローチでRWY02へ南から着陸しましたが、今回はそんなことはなく、ふつうに北からRYW20へ着陸です。着陸直前には、JRと富山地鉄の富山駅、建設中の新幹線駅舎や駅前の様子が手に取るように見えます。

　というわけで富山には定刻到着。いつもはいちばん南側の1番スポットに入るのですが、この日はなぜか北側の2番スポットに入りました。僕はこのあとしばらく空港で待ち時間があるので、残暑厳しく暑いですが、まずは展望デッキへ行ってみました。富山空港の展望デッキは有料というのがなんかな～という気もするけど、くっきり晴れ渡れば立山連峰も見えるというから、それだけの価値はあるのかも。僕は今まで見えたことないけどさ。

富山駅周辺がばっちり。

▲富山空港にスポットインしたANA885便。めずらしく2番ゲートに。