9月、台風、飛行機旅(その2;成田空港を駆け抜ける)
▲スポットへの連絡バスは一旦停止。大型機が直前を横切っていく。
2011年9月3日、成田から猛ダッシュ。
台風12号接近の影響を受けて帰国フライトを急遽変更し、まずは北京からJL860便で成田へ飛びました。当初の大連発名古屋行きからの変更で、成田着だとその後の日程がかなりきつくなるので、できるだけ早く到着してほしいのですが、この日は追い風はあまり強くなく、北京発が朝の出発ラッシュで多少遅れたこともあり、成田到着も少々遅れ気味。
JAL860便の成田到着は12:55が定刻のところ、ほんの少し遅れての到着。その後のことを考えると、13:35発のリムジンバスは絶対に逃せないので、かなり気が焦ります。
幸い、タクシングの距離が短くて済み、着陸後すぐにスポットに入れたので、ドアが開くなり猛ダッシュ。Yクラス最前列の席にしてもらってて助かった。
幸い、タクシングの距離が短くて済み、着陸後すぐにスポットに入れたので、ドアが開くなり猛ダッシュ。Yクラス最前列の席にしてもらってて助かった。
託送荷物はないので、入国審査を大急ぎで抜けて税関もダッシュで通過、息せき切ってリムジンバスのカウンターにたどりついたときには、まだ13:20発のバスに乗れるタイミング。すばらしい!
そんなわけで成田空港第2ターミナル13:20発の羽田空港行きリムジンバスに乗り込んで、ようやくひと息。間に合ってよかった。
リムジンバスは14:40に羽田空港国内線第2ターミナルビルに到着。余裕だ余裕だ。これから乗るのは15:35発の富山行きANA887便なんです。
今回はバスでの搭乗。富山行きでバスゲートから出るのは初めてです。連絡バスの前をANAの大型機がゆっくりと横切っていきます。
青い翼がずらりと並ぶ。
羽田~富山便はいつも混んでいる印象で、実際にこれまで何回か乗った便はどれもほとんど満席でした。ところがこの日のANA887便、がらがらです。特に後方座席はほとんど埋まらなかったので、トリトンブルーのシートカバーが妙に目に付きます。羽田~富山便でもこんなにすいてるときがあるんですね。北京からずっと焦りっぱなしで来たので、富山までは少しゆったりのんびりさせてもらいましょう。
空席が目立つANA887便。
ゆったりできそう。
台風12号は首都圏にも影響を及ぼしているんじゃないかと心配していたのですが、成田到着時も羽田出発時も、天候も悪くないし、強風が吹いているわけでもないし、首都圏はなにごともなく、肩すかしを食らったような気分。ANA887便も何事もなく定刻離陸です。
RYW34Rから離陸し、いつもどおり眼下にディズニーランドや葛西臨海公園、荒川、旧江戸川を見下ろしながら高度を上げていきます。地上の景色もよく見えるし、雲はあまりなく、ここでもやはり台風の影響を感じることはできません。
左端にTDRが見える。
荒川と旧江戸川を見下ろす。
ANAの国内線はコーヒーも有料になってしまったので、機内でコーヒーを楽しむのは贅沢になってしまいましたが、この日は機内が空いていたので、思い切って客室乗務員さんを呼び止め、スタバのハウス・ブレンド・ドリップコーヒーを注文しました。300円です。ちょっとぬるいが、背に腹は代えられぬ(笑)。
上空は少し雲が出てきたでしょうか。それでも飛行は順調です。下界の風景は山岳地帯に変わり、本州を横断中です。日本海に抜けるまで、ひと眠りしたいと思います。おやすみなさい。
▲首都圏上空を抜けて本州横断にさしかかったANA887便。雲が増えてきたかも。