毎日ヶ原新聞

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【社説】東北新幹線全線開業一周年

イメージ 1 ▲11月30日付「東奥日報」朝刊の1面トップ記事。

 今日12月4日は、東北新幹線全線開業一周年でした。

 今日は青森県観光物産館「アスパム」で開業一周年記念イベントなどが催されたそうですが、残念ながら実際に行ってみることはできませんでした。

 報道によれば、昨年12月4日に開業した八戸~新青森間で運んだ乗客は今年10月末まででのべ245万人で、震災の影響が大きかった3~6月を除いて、前年の在来線特急八戸~青森間と比べ24%増で、1割程度の増加を見込んでいたJR東日本の予想を上回ったとのことです。しかし一方で、「新幹線効果、震災で実感薄く」というような記事も見られます。

 今日のイベントでJR東日本関係者は「未曾有の大震災で49日間の不通を余儀なくされた」と挨拶で述べたそうです。

 49日ぶりに全線の運行が再開されたのは4月29日。僕はそのときたまたま青森にいて、30日は東京へ戻るために青森空港へ行ったので、空港の売店で、49日ぶりの全線再開を1面トップで報じる地元紙「東奥日報」を買い求めたのでした。

 今、その新聞記事が手元にあるので、東北新幹線全線開業一周年にあたり、49日間余儀なくされた不通の日々を記憶にとどめ、これからの東北新幹線、そして並行在来線がどうなっていくのかを考えるきっかけにすつために、今日はそれを掲載しておきたいと思います。

イメージ 2 ▲あれから7ヶ月、東北新幹線はもうすぐ2度目の年末年始シーズンを迎えます。