6年ぶりのねぶた帰省(その21;成田到着)
▲夏雲の中に頭をつきだしていた富士山。
2011年8月14日、太平洋上を進む。
小松発成田行きIBX018/ANA3118便でコーヒーを飲みながらまったり過ごしていると、機内アナウンス。左手に富士山が見えてきたとのこと。
言われるままに機窓の外を見ると、はるか向こうの雲海の上に富士山が黒い姿を見せているのが見えました。富士山の写真を撮っていたら、客室乗務員さんがキャンディーを配るときに「うまく撮れましたか?」と話しかけてくださいました。
このあたりで雲が切れて地上が見えるようになってきましたが、まさに太平洋に出んとするところで、眼下に見える海岸線は、手前には静岡県の安倍川の河口、その奥に深緑の一帯が見えるのは日本平、さらにその奥の湾曲した海岸線は三保の松原、折戸湾、清水港と続く一帯でしょう。そしてその向こうの雲海の上に富士山という絵です。安倍川にかかる橋は国道150号線の南安倍川橋と東名安倍川橋、防波堤が見えるのは用宗漁港。
はるか向こうに富士山が。
安倍川河口がよく見える。
太平洋上に出たIBX018/ANA3118便はゆるやかに左へカーブして進路を東に向け、静岡県沖、神奈川県沖を飛んで行きます。雲はほとんど消え、眼下にはひたすら青い真夏の海が広がっています。
窓の下を小さな島が通り過ぎていきます。新島のようですね。真ん中あたりが本村の集落、港は新島港、そこにゆるい曲線でのびる海岸線は前浜です。このあたり、上空からは大島なら何度も見たことがありますが、新島が見えたという記憶はありません。羽田行きではなく成田行きだから南寄りのルートをとっているのでしょうか。新島を過ぎればすぐに房総半島沖にさしかかって、高度をぐんぐん下げていきます。
新島もよく見えた。
眠くなるのはいつもこのへんから(笑)。ふっと記憶が途切れ、はっと目覚めたときにはもう成田空港に着陸してるんです(^_^ゝ。「国内線で成田に着陸」という経験をしっかり見ておきたいのですが(別に国際線の着陸と違わないんだけどさ。)、前回と今回の2回とも寝ちゃってて、見逃しました!
IBX018/ANA3118便はいつしかスポットインして降機準備です。隣のスポットにもIBEXのCRJが停まっています。15:55着の広島からのIBX014/ANA3114便が16:30発のIBX011/ANA3111便広島行きになって折り返すやつでしょうか。
タラップと一体になったドアが開いて、降機が始まります。国内線到着ロビーへはバスでの移動です。戻ってきた東京成田も、もちろん暑いです!
隣にもIBEX。
▲ドアと一体になったタラップを下りてバスで国内線到着へ。