毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

6年ぶりのねぶた帰省(その3;エコボトル)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004729.jpg ▲前回同様、北京発の便の機内食は空弁じゃない。なぜ?北京で積み込むから?

 2011年8月3日、お粥で朝食。

 さて、暑くて白くかすんでぼんやりとした北京首都空港を、成田行きのJL680便はほぼ定刻に離陸しました。機材が小さいせいもあってか機内はぼちぼちの混み具合。早々に雲上飛行となり、地上の景色は望めないまま、東へと飛び続けます。

 JL860便の機材はもはやおなじみのブレンデッド・ウイングレットを装着したB737-800。機齢が新しいせいか、機体のぴかぴか感もひとしおで、窓のすぐ外に見えたエンジンもド新品な感じです(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004720.jpg 離陸直後から雲上飛行。

 さて、朝食の機内サービスが始まります。ナロウボディ機になっていちばん困るのは、機内サービスが始まって通路をワゴンが占拠すると、もはや身動きがとれなくなるということですね。ワゴンサービス中にトイレに行きたくなろうものなら、ワゴンサービスを中断させ、ギャレーのスペースまで動いてもらって通り抜けていかなければなりません。僕などは、そんなことをすると申し訳ないなあと思ってしまうし、それをやるとサービス全体が遅くなってしまうので、ワゴンサービス中に席を立つことはよほどのことがない限り遠慮しますが、遠慮のない方も大勢いらっしゃって、そのたびにワゴンが前へ後ろへと移動して乗客を通します。でも、し~え~さんたちはいつも笑顔で対応です(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004725.jpg ワゴンサービス始まった。

 さて、6月17日にJL860便に乗ったときは洋食をチョイスしたので、今回はお粥をチョイス。やはり北京発便は空弁ではないですね。それは北京で積み込むからでしょうか、それとも朝食だからでしょうか。いずれにしても、JL860便の朝食は従来どおりトレーに載せられたものがサーブされます。

 朝便では飲まないことにしてるんですが(笑)、この日はなんとなく気が向いて、白ワインをいただいてしまいました。スペイン産アイレーン種のぶどう100%で造られた「BARON MAXIME」というスペインワインです。今までのガラスボトルに比べ約1/7と超軽量でリサイクル可能な地球にやさしいエコボトルに入ってます。パストラミとポテトサラダ、プチトマトをつまみながらちびちびやります。それからお粥。海老粥ですね。優しいお味です。それにフルーツとオレンジジュースもついてます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004733.jpg これがエコボトル。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004739.jpg やさしいお味の海老粥。

 そしてデザートは、「八喜」のアイスクリーム。中国のアイスクリームメーカーですが、バニラアイスなのに色がかなり黄色くて、実に濃厚。中国にハーゲンダッツが進出したのはもうかなり昔のことですが、ハーゲンダッツは今も昔もとても高い。この「八喜」のアイスのように庶民派で、おいしくて濃厚なものが食べられるようになったんだから、中国もたいしたもんです。

 さて、JL860便は6月同様、石川、富山上空を抜けてこの日も北からのアプローチをとるようです。もう完全に名古屋上空から太平洋へ抜けるルートは飛ばなくなってしまったのでしょうか。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004744.jpg ▲デザートは「八喜」のバニラアイスクリーム。濃厚である。