アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその54;東京上空)
▲北京行きの機内からくっきり見えた新宿副都心。
2011年7月4日、箱庭。
いよいよ09:35発北京行きJL023便で羽田空港に搭乗します。機材は、さっき展望デッキからちょこっと見えていた新鶴丸塗装のB767-300ER、レジJA-654J。新鶴丸塗装1号機であります。この速報記事は7月4日の当日にアップ済み(記事はコチラ)ですが、改めて詳報を……
新鶴丸機は、仙台臨時便などで活躍したB737-800の「がんばろう日本」機を見たことがあるだけだったので、実際に乗るのはこの日が初めて。新しい機材なので機内もぴかぴか、座り心地もばっちりです。隣のスポットにはB777が停まっていたけど、どこ行きかな。
搭乗しました。隣はB777。
朝の出発ラッシュを縫ってJL023は無事に離陸し、上昇しながらぐるりと旋回をして都心上空へとさしかかります。
この日は地上がくっきり見える好天に恵まれ、都心の様子が地図を見るようにはっきりわかります。成田発便だと都心上空にさしかかる頃には高度がもうかなり上がっていてそれほど細かくは見えませんが、羽田発便なら高度はまだ低く、そのぶん地上の景色がより鮮明に楽しめるのですね。
あの川は隅田川。
東京駅と皇居が見える。
RWY16Lから離陸し、東京湾上空を弧を描きながら上昇し、十分に高度が上がったところで都心上空を東から西へ横切っていきます。住宅密集地をかき分けるように流れる隅田川を見下ろし、やがて皇居が見えてきました。都心に広がる最大の緑地帯ですね。その左に見える大きな駅は東京駅。左奥には東京湾がまだ見えます。
東京ドームも見えてきた。
次に見えてくるのは、新宿副都心。新宿駅とその西側の高層ビル群、あとで写真を見てびっくり。ごくふつうのコンデジで撮ったのですが、まるでジオラマの模型をのぞきこんだかのようにはっきりと高層ビル群が写っていて、マッチ箱を立てたような高層ビルがくっきりと並んでいたのです。あんな上空からでもこんなにおもしろく撮れるもんなんですね!
まるで模型の箱庭みたい。
新品のB767-300ER、JA-654Jはシートテレビの画面も大きく、コントローラーが画面の下に埋め込まれています。これぐらい画面が大きいとホントいいですね。フライトマップもリアルで見やすくていい感じです。
西へ飛ぶにつれて雲が多くなり、雲がなくてもうっすらとかすんだ感じになってきて、地上の景色はそれほどくっきりではなくなってきました。富士山が見えたのもほんのちょっと。その富士山を一枚だけカメラに収めて、あとはしばらく機内でリラックス。もうすぐブランチが配られると思いますが、どんなんかな~~。
シートテレビも大きいぞ。
▲西へ飛ぶにつれ雲が多くなり、富士山が見えたのもほんの一瞬(わかるかな?)。