アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその52;羽田で朝ラー)
2011年7月4日、「せたが屋らーめん」。
前夜上越新幹線で東京へ戻った僕は都内に一泊し、明けてこの日は羽田発の午前便で北京へ戻ります。
羽田空港の新しい国際線ターミナルへ朝に行くのは今回が初めて。旧ターミナルの朝は混雑を極めたものですが、広くて新しい国際線ターミナルではそんな混雑はもう過去のものとなり、さくさくっとチェックインが済んでしまいました。
あまりに早く済んだので、搭乗までまだだいぶ時間があります。ここはひとつ、羽田空港国際線ターミナル名物「江戸小路」へ行ってみましょう。時間はまだ朝7時を回ったばかり、さすがにこの時間では、いつも人でいっぱいの江戸小路もまだがらんとしています。
羽田名物「江戸小路」。
まだがらんとしてます。
江戸小路ががらんとしているのは、時間が早すぎてまだショップがあまりオープンしていないからなんですが、それでもいくつか既に暖簾をかけている店があります。その中で僕が入ったのは「らーめん せたが屋」羽田国際空港店。いつも入ってみたいと思っていたのですが、いつ来ても長蛇の列なので毎回断念してました。しかし、早朝のこの時間帯はまだ十分空いてます。そこで迷わず「せたが屋」へ。
初「せたが屋」。
このお店を紹介しているサイトの多くは開店時間を朝8時としたままになっていますが、羽田空港のHPでは朝6時半からとなっていて、早朝から朝ラーを楽しめることになってます。ありがたいことです。
「せたが屋」は都内に何店舗もあって、「個性、バランス、美味しさを追求する、新進気鋭のラ―メン職人前島司が作り出す世界に誇れる日本のラーメン」で大いに人気を博していますが、僕は実はまだどの店舗も一度も入ったことがない。その「せたが屋」でがっちり朝ラーしたいと思います。
店構えは江戸小路風。
券売機で食券を購入して注文したのは人気ランキングナンバーワンの「せたが屋らーめん」。つまり定番ってことですね。
カウンター席に座って待つことしばし、「せたが屋らーめん」が到着しました。麺は中細ちぢれ麺で、トッピングはチャーシュー3枚、四万十川あおさのり、半熟味付け玉子、ネギ、ナルト、焼き海苔とせたが屋自慢のトッピングがたっぷり。特に「四万十川あおさのり」は「日本最後の清流と言われる高知県四万十川で育ったあおさのりを産地直送にて仕入れ水戻しせずそのまま使用」、「半熟味付玉子」は「新鮮な卵を半熟にゆで、濃厚な魚介スープと2年熟成醤油に一晩漬け込んだ」と、特に自慢のトッピングらしい。また、麺は「中細ちぢれ麺」ということになってますか、見たところストレート麺っぽいですね。
しかし、たっぷりのトッピングもさることながら、魚介系の醤油スープが僕にとってはいちばんの魅力。豚骨系が大流行中の現在にあって、さあこれから海外へ出発だというその直前に正統派の醤油ラーメンが食べられるのはまことにうれしいです。というわけで完食。ごちそうさまでした。
ストレート麺っぽいけどね。
▲自慢のトッピングがたっぷりの「「せたが屋らーめん」。しかしやはりスープがポイント。